人生の責任を取らずに逃げ続けた者の末路③
■風の時代に翻弄される
前回からの続きはこちら
◆沼にハマっていく
今思うと、「骨折入院中の離婚」というイレギュラーな大きな出来事の喪失感を埋めるため、この時期の私は外側に自分の価値を見つけようと必死だった。
そんなネガティブ真っただ中な時の波長で引き寄せてきた(引き合った)TちゃんやR達との関係が、そもそも上手くいくわけがない。
この頃のRは、神社ツアーの参加者は集まらないけれど、体裁を整えるために実費で参加していた写真をツアーと称してSNSに投稿していた。
その後、私は有料ツアーには参加しなくなったのだが、人が集まらない時は実費でお声が掛かるようになった。
嫌なら断ればいいのに、実費だったので予定が合えば参加していた。
この時の私は本当にどうかしていた!
ただ私も声が掛かっても、「遠くて行けていなかった」り、「一人でいくよりもコスパがいい」などのメリットがなければ、実費でも参加しなくなった。
どうしてそうなったのかを私なりに考察すると、
R のツアーに参加すると、とにかく氣を遣ってヘトヘトになるから。
なぜだかとにかく氣を遣う。
Rはエネルギーバンパイヤなのだ。
とくに、私は主催者でもないが他の参加メンバーに氣を遣ってしまうのだ。
それくらい、主催者なのに空氣を読まない点や、端々で出る横柄な態度(と感じた)が嫌だったから。
(ここは太字でフラグ立てておく)
なので、最後の方は誘われてもすべてお断りしていた。
なのに…
どうしても断り切れずに行ってしまったばっかりに遭った二度目の骨折。
じつは二度目の骨折をした時に一緒に居たのは・・・TちゃんとRだったのだ。
◆二度目の骨折の意味
この時も、最初は有料の神社ツアーで誘われていた。
これより遡ること数ヶ月前、Tちゃんが知り合った『修験者の男性Kさん』と一緒に、神社ツアーのメンバー達とで岐阜県の自然滝で滝行をしたことがあった。
その滝行の後に、そのKさんが住む岡山に『遊びに来てね』と誘われたのだが、それを有料の神社ツアー(個人の利益)に組み込んで開催するということに、もう違和感しかなかった。
なので、この時は間髪入れずに断った。
するとそのツアーの決行される2日前くらいに、Tちゃんから泣きが入ったLINEが届き、詳しく聞いてみると。。。
結局ツアー客が集まらないので、Rと新しくできたRの彼氏とTちゃんの3人で行くことになったそうだ。
岡山までの道中、ラブラブな2人と運転手のTちゃんとの3人では車内が氣まずいので、「お願いだから来て欲しい」とのことだった。
「そりゃないわ…やっぱりあり得ん!」
Rの行動は好きにはなれないが、Tちゃんのために実費で参加することにした。
でね、結局当日になってみたらRの彼氏はドタキャンだったというオチw
(私行かなくてもよかったじゃん!)
そして結果的には修験者Kさんに、3人で会いに行ったのだが…
修験者Kさんに岡山市内の神社を案内してもらい、神社ではあんなに氣をつけていたのに、ふと帰りに立ち寄ったコンビニの前の駐車場のちょっとした段差に足を取られ、ポキっと二度目の骨折をしたのだった。
あり得ない骨折。。。
えー、これどういうこと?
これなんなん?
このタイミングで骨折したのは絶対に意味がある!
そう思って、骨折した夜に修験者Kさん宅の不動明王様がお祀りしてある祭壇前で、降霊をしてハイヤーセルフに問いかけたのだが…
この時は、その理由を(ハイヤーからは)ハッキリと伝えてはもらえなかった。
のちに、この意味も別の不動明王様がお祀りしてある祭壇前で降りてきたので、ここにフラグを立てておくことにする。
◆自分の氣持ちに蓋をしていた
さて、今だからわかるのだが、こんなにボロッカスに書ける相手と、どうして「ジョイントビジネス」なんてしたんだ?って、不審に思われることだろう。
だって私自身が一番そう思うもん!
そうなんだよね、この頃までの私は不都合な現実は見ないふり、違和感には氣づかないふりをするのが常だったのだ。
自分の中に違和感を感じつつも、それをいちいち持ち出すと面倒だし、日々を上手くやり過ごすために見て見ぬふり、感じないふりを必死でしていた。
人よりも氣づく能力が高いので、いちいちそれと向き合っていたらそれはもうストレスなんだよ。
生まれてからずっと自分の氣持ちに蓋をして、自分を騙し騙し息をひそめて生きてきた。
それしかやり方を知らなかったから。
それが自分を守るための、その時に知っていた最高の手段だった。
④につづく・・・