cotonoha place vol.1 開催レポート
はじめに
2019/7/27に、haru@メンタルなんにんもいる人(@hr_3200)さんの主催で、発達障がい当事者会である「cotonoha place vol.1」が開かれました。
発達障がい当事者同士ならではのあるある失敗が連発した伝説の会となりましたので、今回はその当日の様子を簡単にまとめた記事となっております。
cotonohaの開発者 兼 主催者のTwitterはこちら。
集合
当日は12:30に東新宿駅に待ち合わせ。駅の改札を出て参加者の方に挨拶をしたのは12:40。勘の良い方はお気づきとは思いますが、しっかり遅刻をして当日を迎えました。初対面の人に対して遅刻はすごく気まずくなるだろうな…と思っていた人見知りの私ですが、逆に「ADHDらしい」と和やかな雰囲気になってくれたので良かったです。(参加者さん優しかった)
開催場所
新宿にある一般的なマンションの一室を貸し出されている、レンタルスペースを利用しました。当日、Google mapが示した場所はなんとホテル街のど真ん中。おいおい…こっちには高校生もいるんだぞ…場所決めたやつ誰だよ、と不安になります(場所を決めたのは私)。
不慣れな道に迷いながらも、何とかたどり着いたマンションの一室。
なのに、中から明らかに人がいる声が。
このマンションの部屋番号で合っているよね?ダブルブッキングしている?
予約した時間も13:00からだったはず…と確認してみると。
「これ夜の1:00じゃね!?」
そうです、予約は13:00から申し込んでいたはずが、まさかの1:00。
同じ1時でも12時間の時差を生み出してしまっていたのです。炎天下の中、参加者を歩かせた上に、レンタルスペースをレンタル出来ていなかったとは…
急いでレンタルスペースの運営会社に電話をすると、同じマンションの別部屋を貸していただけることになりました。神対応です。電話越しに若干の笑いが聞こえました。
開始する前に既に疲れてきた当事者会ですが、無事に入室後、汗だくになりながらエアコンのリモコンの捜索に10分ほど費やし、やっとのことで開催。
本編
エアコンを18度(強風)に設定して始まった当事者会。
・自己紹介
・お互いの近況と現環境での悩み事
・相手の悩みについてのライフハックや別視点の提供
・雑談
という流れに沿って話しました。
お互い年齢が近かったり、趣味が似ていたこともあり予想以上に話が弾み、開始5分程度でみんな昔からの友達なんじゃないか、と錯覚するほど心地よい時間になりました。
中でも興味深かったことは、
自分のやりたい事に関して明確な将来の夢を持っていた子がいたこと。
現代では興味のあることはネットで出てきますし、なかなか夢を持つことは難しくなっているように思いますが、今回参加してくれた人はみんな将来に目標や夢を持っていました。
そしてさらに興味深いことが、年齢層が若干上がると
「発達障がい者の支援を何かしらの形でサポートしたい」という気持ちを持っていたこと。
我々は仲間意識が強いというか、その大きさは人によるとしても、お互いを助けたいという気持ちをほぼ全員「持っている」ということはなかなか面白いな、と思いました。
新しい発見もありつつ、コンビニで買ったお菓子をつまみながら時は過ぎ、第1回の当事者会は幕を閉じました。
ここには書ききれていませんが、テーブルの上のお水はこぼす、買ってきたケーキは食べ忘れる、写真を撮るのを忘れる、と注意欠如が満載の当事者会となりましたが、とても楽しく、有意義に、日常のしがらみを(いい意味で)忘れられる時間となりました。
告知
そんな当事者会ですが、今回第2回を開催する運びとなりました!
前回は知り合いの知り合い辺りまでのかなり小規模な会となりましたが、今回から少しパワーアップをして、今後も定期的に開催できればと考えています。
・発達障害を抱えている方(年齢は問いません。)
・グレーゾーンの方
・身近に発達障がいの方がいるなど、発達障がいについて知りたい方
そんな方はぜひcotonoha のTwitterアカウントまでご連絡ください。
開催予定日時:9/28(土)13:00~16:00
開催場所:首都圏近郊
※人数により場所が決定いたします。9月初めに参加者の皆さまにはご連絡いたします。
※持ち物や服装の指定はございません。お気軽にお越しください。