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2023.1.15 柳家さん喬の会@向じま墨亭
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本日の演目※敬称略
ちりとてちん 三遊亭圓朝作〜福禄寿 仲入 妾馬 柳家さん喬
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悪疫になり、2020.11.28 昼夜、2021.11.23 夜
そして今回で3回目 二之席お出番でお忙しい中の柳家さん喬師匠 向じま墨亭にて独演会2023年も開催していただけました <(_ _)>
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3回目なのに、昨日も拝聴したのに、朝から緊張で心拍数上がりっぱなし。普段緊張なんかしないのに、年1回 この日だけはなぜかバクバクを止められません。しかし選ばれし精鋭が向じま墨亭で柳家さん喬師匠を愛でられる至福の時間をたっぷりと堪能させて頂きます
(。-人-。)
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いつも拝聴していた《ちりとてちん》とは少し違うVer ちりとてちんの粉末がちりとてぷんではなく、「ちり」「とてちん」先代小さん師匠Verだとか 貴重だなぁと感じながらもやっぱり笑いが止まらないです。
「休憩なしなのに(二席目)ごめんなさい」とまさかまさかの【福禄寿】へ 2020年以来3回目の拝聴。まだ心の準備が…5分前まで笑っていられたのに…噂でさん喬師匠の福禄寿を知り、いつか拝聴したいと思っていて、落語研究会でネタ出しされたので、なにがなんでも拝聴したい!と駆けつけて…ギャン泣きしました。あんなに泣いたのは初めてでした。さん喬師匠も仰っておられましたが、「いつでも、どこでも演れる噺じゃない」圓朝作だと初めて知りました。近年さん喬師匠以外に演られてる方もいらっしゃらないらしい。埋もれてしまっている、貴重な噺ほまだまだたくさんあるそうです。ウケないから。演れる場所がないから。資料がないから。理由は様々だと思うけど、こんなに貴重な噺はどなたかに継承していって頂きたい。埋もれさせてしまうのはもったいないです。
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(下)2020.12.19 国立名人会
仲入後は、やっぱり黒紋付。2日連続。そして妾馬。福禄寿後だと、八五郎さんが薄まってしまうのです。それでもお鶴の方をみつけて、お世取様を見つめる八五郎さんの優しい眼差しまでは薄まることはない。もちろん都々逸謳うさん喬師匠の良い喉も。今回は夜開催が池袋演芸場の二之席出番の為に昼開催に変更になったからとさん喬師匠がクリスマスの深川江戸資料館での会用に作った小さいな巾着を用意して下さった。「たくさん作ったのに余っちゃって…」お心遣いに深謝です
また宝物が増えました。ありがとうございました。
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