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2023.3.16 柳亭市次郎の会vol.7@向じま墨亭


演目 横の題はその時のまくら

寿限無 花色木綿 仲入り 粗忽の釘 三遊亭青森作 愛を詰め替えて       柳亭市次郎


早いもので墨亭での開催は7回目。自慢じゃないが、私、唯一の皆勤賞です📢📢
別に声大にして、言う事でもないのだけれど
隔月第3木曜日開催。正直に。隠さず。
客席は極ゝゝゝ少数派。単体。面談形式?
サシでみっちり的な? 

ハッキリ言うと毎回こんなんです

こんなツイートもしました。もう乗りかかった船。参戦以外の選択肢はない状況。
以前にも記しましたが、柳亭市次郎さんは、
華があるとか、卒なくとか…そう言うタイプなではありません。じっくり一步づつ、ゆっくり、地に足しっかり、踏ん張りながら、なんなら、石橋ガンガン叩いて確かめてから、進んでいく努力家さん。先に記した三遊亭歌彦さんとは真逆。明るくて、人懐っこい、誰にでもフレンドリー…ではないかな。なんで今回こんなネガティブな面を晒しているのか。隠しても仕方ない。なんなら、知って貰いたいから正直に記す事にしました。柳亭市次郎さんは真面目。実直。まっつぐ。エンジンかかるまで、ちょっと時間はかかります。今回初めてでした。開口一番のまくらで私の名前を呼んで、「皆勤賞ありがとうございます。今日もよろしくお願いします」って。しっかりと眼を見ながらそう言ってくれたので、本気で「最後までしっかり見届けよう」って思えました。多分 瀧口先生に名前聞いてくれたんですね。嬉しかったです。毎回 一生懸命にネタおろしや持ちネタ活用して頑張ってくれてます。いつもは三席なんですが、今回は、アゲの稽古が間に合わず、持ちネタを駆使しての四席でした。今までで、一番頑張ってたんじゃないかな? 笑って貰いたい。楽しんで帰って貰いたいが全身から溢れてました。上手や下手より、まず一番大切なのは、こう言う前向きな姿勢だと思ってます。演者自身が髙座を楽しんで、それを伝えたいんだ!な気持ちが有れば、客にその気持ちは絶対に伝わるはずです。客はソレ受け止めてなんぼ。演者と客席の阿吽の呼吸。その醍醐味が味わえるのが寄席演芸の素晴らしいところ。客席でそう言うの一度でも浴びれたら、また体感したい!と沼にハマっちゃうんですよ~  (¯―¯٥) バカデカイだけのホールじゃなく、少人数の小屋だとよりそう言うのを味あわせてもらえるチャンスは高くなります。仲入り後から市次郎さん明らかに変わりました。今までにはないオーラ放出してました。クスグリとかを、そんなにガンガン放り込むことは今までそんなに無かったんですが、チャレンジしている姿勢が要所にあって、新作を最後に演ります!って宣言してからは、目に光が溢れてました。三遊亭青森さん作の新作。初めて聴きました。めちゃくちゃ面白かったです。勉強会って、別に失敗しようが、グダグダになろうが、アリだと思ってます。勉強する為の場ですから。木戸銭貰ってるからと気負うなら、成長した姿を後にちゃんと見せてくれたら、それでOK🙆 元を取り返すゾ!なんて思ってたら、若手は育ちません。畑耕すには、時間も手間も👛もかかります。短期集中でどーにかなるなんて無理なこと。10年、20年、30年…じっくりと腰を据えていく先の長ーい世界です。
まだまだ未知数の伸びしろがある二ッ目さんです。時間はかかっても成長をちゃんと見せてくれると信じてます。次回 開催は5/25(木)です!ぜしぜし!その耳で!目で!確かめに来てあげてくださいまし  <(_ _)>


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