CanvaだけでWebデザインの仕事はできる?
結論、CanvaだけでもWebデザイナーになれます!
SNSで最近よく見かける、「CanvaとAdobeどっちがいいの?」「Canvaしか使えないデザイナーはダメだ」みたいな話がありますが、どちらも良いツールだし、私にとってはどちらも必要なものです。
デザイナー仲間には、Canvaのみでフリーランスとして大活躍している方もいます。
結局、自分の仕事で求められている制作物にふさわしいツールを使おう、といったところでしょうか。
どのツールを使うかは案件次第
どちらが向いているかは、案件によると言えます。
私は、インスタで情報発信する方をデザインでサポートする仕事をさせていただいています。
具体的な仕事は、Instagramの投稿画像作成、バナーやサムネイル制作、Amazonなどの商品紹介画像作成、WordPressでホームページ制作、ショート動画編集、名刺やチラシのデザインをすることもあります。
こういった仕事で使うツールは、
Canva
Photoshop
Illustrator
PremierePro
です。
インスタの画像作成は、Canvaで行います。
Canvaはデザイナーでなくても扱いやすいツールなので、Canvaで画像作成した後、お客様に簡単に共有することができます。(編集可能な状態で、作成ページを共有する感じ。コメント機能も便利!)
また、投稿デザインのテンプレ作成も人気です。
これは、投稿デザインだけ作ってあとは文字を入力したりイラストや写真を入れたりして、お客様が簡単に投稿画像を作れるサービスです。
これもCanvaでないとできない仕事になります。
Photoshopを使うのは、例えばインスタ発信者であるお客様がセミナーを開くとき。広告用のバナー画像を作るときはPhotoshopの方が見栄えがいいです。
Canvaは細かい表現や文字づめなどで限界があるので、こういう時には使いません。
オフラインでも活動されるお客様には、Illustratorで名刺やチラシをデザインさせていただきます。
また、インスタ運用で欠かせないリール動画の作成は、PremiereProの出番です。
他にも色々な案件をお受けしますが、CanvaもAdobeのソフトもどちらも欠かせない存在になっています。
どっちから始めたらいい?
「じゃあどっちのツールから覚えたらいいの?」って思いますよね。
私は最初、Canvaから始めて、のちにPhotoshopを覚えました。
もしあなたが、これからWebデザインを覚えるとして、どちらから始めたらいいかわからないなら、あなたがどんな仕事をしたいのか、まずは1つ決めてみませんか?
インスタ投稿画像の制作ならCanva、
広告バナーの作成やYouTubeのサムネイル制作をやりたいならPhotoshop、
というように、作りたいものに合わせてツールを選ぶのがいいですよ。
駆け出しの頃は「私は◯◯専門でやっています」というものがあると強いので、専門分野を決めるという意味でも、この順番で考えてみることをおすすめします。
ちなみに私は「Instagramの画像専門で、Canvaでデザインを共有できますよ」ということを強みにしていました。
その結果、たくさんの方に選んでいただき、その後インスタ画像にとどまらず、色々な制作をさせていただくようになったというわけです。
将来的にはどちらも使いこなせるようになろう
とはいっても、Canvaだけでは作れるものに限界があるので、徐々に他のツールも覚えていくのがいいと思います。
制作会社さんからは、「jpegとpsデータで納品してね!」と言われるので、Canvaしか使えませ〜ん!というのはもったいないですよね。
もしどうしても、Adobeのソフトを使うのが難しいなら、Photoshopが得意なデザイナーさんを仲間にして、あなたが受けた仕事をその方にやってもらうというのもおすすめです。
お仕事が増えていくと、1人では回せなくなってしまうので、チーム化ってとても大切なんですよ✨
これからWebデザインを始めるあなたにぴったりなツールが見つかりますように。
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