子どものために自分の生活を変えられない親
小蝿を鼻の穴に吸い込んでは、すぐに出してあげるなんとも優しいやつです。
(小蝿界では聖域とされている)
保護者と話していて思ったことなのでサラッと書いてみたいと思います。子を持つ大人はちゃんと向き合わないといけないことだと思います。
《本当に子どものためなのか?》
子を持つ共働きの大人は、それはもう日々忙しいと思います。親がどちらもフルタイムの場合だと、尚更です。
家事、育児、仕事。
この3つに1日の大半の時間が使われているのだと思います。
家事に関してはかなり手間を省くことができるような仕組みが世の中には多くあります。買い物、料理、洗濯、掃除…etcこれらは、近い将来すべて人がやらなくなることだと思います。今でさえ、かなり働く親の家事にかける時間は減ってるんじゃないかなーと思います。
育児に関しても同様なことが起きているような気がします。保育園はそれです。働く親の子育てのお手伝いです。幼稚園や塾は、金銭面がクリアできれば通うことができるので、保育園とはまた違う位置付けだろうなと思っています。
しかし、仕事だけはどうもそうはなりにくいようです。もちろん、職種や個々の能力によって時短は全然可能ですし、労働時間を短くする人もいます。
でも大半の親が、
育児に割く時間 < 仕事に割く時間
となり、仕事を優先しているように思います(特に都内で保育園に預けている家庭)
私はその逆であってほしいなと思います。
親は、子どもが欲しくてセックスをして、産む決断をしたんだから(できちゃった!パターンも産む決断をどっかのタイミングでしている)、その子どものために費やす時間を作ってほしいなと思います。
「親は大変なんだよー」
という声をよく聞きますが、
いやいや、それ覚悟で産んでー。と思います。それを覚悟でも大変なことに変わりはないと思いますが、その覚悟を都度思い出して子どもと過ごしてほしいなーと思います。
仕事と育児の話に戻りますが、恐らく、「子どもに良質なものを!(習い事にいかせる、どこかに連れて行く…etc)」「そのためには私たちが働かなければ!」ということで、仕事に時間を割いているということもあると思います。
仕事に割く時間 = 子どものために割いている時間
というふうに考えている場合もあるかもしれません。
でも、
子どものために割いている時間 = 育児に割く時間
ではないです。上記の流れからだと「子どものために割いている時間」が、「大人が考える子どものために割いている時間」になってないかなーと思います。
生まれて数年の子どもたちが本当に親にしてほしいことって、仕事かなー。塾に行かせてもらうことかなー。
仕事を理由に遅くまで保育園に預けているけど、
親自身が、今の生活水準を下げる覚悟があれば、そんなに働かなくてもいいのかもしれない。
引っ越しするなり、転職するなり…etc
そんな簡単ではないことぐらいは知っているつもりです。
ただ、それらの選択肢も子どものために視野に入れてあげてもいいんじゃないかなーって思います。
都会では生きにくい人だっています。
なんだかまとまりませんが、
保護者対応をしていて感じたなので、
書いてみました。
子どもにこれ以上頑張らせないでくれ…