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AIで常識に変革を!改訂版「デジタルスキル標準」

昨日、経済産業省が「AI人材育成」の新指針を出した


世界の「デジタル競争力ランキング」で
日本は今、何位でしょう?

答えは、世界平均よりも低い29位だそうです。


国「DXに取り組もう!」

国はDX実現のため、AI人材育成に本腰を入れます。
その指針が昨日発表された改訂版「デジタルスキル標準」です。

この資料は、経済産業省と情報処理推進機構が手を組み、「デジタル時代の人材政策に関する検討会(主催は経済産業省)」の中で専門家たちがまとめたものとのことです。

なんと、驚異の143ページ!

今日はこちらを引用しつつ、まずは全体像をサラッとまとめます。


▼デジタルスキル標準が生まれた背景

経済産業省「デジタル田園都市国家構想基本方針」(今年6月7日)の中に「令和4年内にDX推進人材向けのデジタルスキル標準を整備する」が示されています。
また、「デジタルスキル標準」は様々な民間プレイヤーと普及・活用し、デジタルスキル標準の利用者(企業・組織、個人、教育事業者等)のフィードバックを得ながら継続的な見直しが継続して行われます。

▼国の「DX」の定義

企業がビジネス環境の激しい変化に対し、
データとデジタル技術を活用してすること。

目指すのは2つの変革。
・顧客や社会のニーズを基に、製品、サービス、ビジネスモデルを変革
・顧客や社会のニーズを基に、業務そのものや組織、プロセス、企業文化・風土を変革

これにより競争上の優位性を確立すること。

参考:経済産業省「デジタルガバナンス・コード2.0」(2022年9月改訂)


「デジタルスキル標準」2つの標準

以下の2つの標準で構成されています。

◎ビジネスパーソンに向けた「DXリテラシー標準」
 全てのビジネスパーソンが身につけるべき能力・スキルの標準
企業に向けた「DX推進スキル標準」
 DXを推進する人材の役割や習得すべきスキルの標準

実際にはどう活用する?

1.DXを通じた経営ビジョンを計画する
2.ほしいDX人材を明確化し、確保・育成する

ために使います。

この2つの柱をもとに自分の会社や事業を構築し、デジタルスキル底上げを継続していくことが重要なのですね。



わたしのアクション!


まずは「デジタルスキル標準」を読み解きたいと思います。

そして常時最新情報を収集し、全体の動向と自社方針のためになんとか追いつければと思っています。

と言っても「DXリテラシー標準」「DX推進スキル標準」の詳細はなかなかボリュームがあり最後まで辿り着くのに一苦労していますが、「DX推進スキル標準」の項では「デザイナー」について10枚に渡りまとめられていたので希望を感じました。

デザインには、個々の製品などの造形を美しいもの、使いやすいものにする役割のみならず、製品やサービスを利用する人々の体験全体を心地よいもの、魅力的なものにする役割、さらには、ビジネス モデルや組織・コミュニティなどのエコシステムを望ましいもの、生き生きとしたものにする役割も求められるようになりつつあります。今やデザインは、人を起点とする価値創造・問題解決の手段として捉えるべきものだと言えるでしょう。

素晴らしい説明文…。本当にその通り!

資料には「グラフィックデザイナー」の記載もあり、あらためて役割を全うしたいと胸が熱くなりました。

デザイナーの皆様、頑張りましょう。


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