懐かしく想う。
noteは書くネタがないな〜と思ったらお題を見に行けばなんとなく書くことが思い浮かぶから続けやすくて良いですね。今日もネタ切れにつきお題から。だけど文字数超えてしまったのでハッシュタグ抜きます。
生まれてからこれまでの38年間、日本を出たことがない。
一番遠くへ行ったのが北は北海道、南は鹿児島辺りだと思う。
今となっては旅行のタイミングを完全に失ったうえ、移動嫌いで県外へ移動するのですら躊躇う。
今住んでいる市は生涯で3つ目の市。生まれてから高校まで、大学から20代、そして30代の途中から今の市に移り住んだ。今の敦賀市への引っ越しはもともと自分から望んだものではなかったのだけど、今の自分の生活環境を考えると引っ越して正解だったんだと思う。
この場所に動いたタイミングで結婚をし、子どももココで産まれた。
本来であればきっと追懐は生まれ故郷、「武生市」に対して思うものなのだろうけれど、今現在驚くほどに思い入れがない。高校を卒業して出ていってしまった。その頃私は決して社交的な性格ではなく、友人・知人とマメに連絡を取り合うといった性格でもなかったため必然的に殆どの知り合いとの連絡手段が絶たれた。その結果、もう一度連絡をとれる環境にある人か新たに知り合う人だけになった。
ただ不思議なことに敦賀市に引っ越してお店を始めてから、同級生や古い友人たちと再会する機会が増えた気がする。私がお店を持ったおかげで、気が向いたときにフラッと立ち寄ってくれる人が増えてくれた。
お店を持つことによって私の知り合いは加速度的に増えた。
本当に嬉しいしありがたいことだな、と思う。
私は以前から公言している通り「地域貢献」というものには興味がないのだけれど「お客様のためになること」は積極的にしていきたい。地域のための活動、は苦手だけれどお隣さんのお手伝いならできる。
何が違うの?と思われるかもしれないけれど私は知らない誰かのために動くことが苦手なのだ、モチベーションが保てない。
だからこそ、せめてお客さんのためには必死で動いていきたいし、きちんと役に立ちたい。それこそが私の店の原動力になるのだろうし、維持になる。そして、私の利益になると信じている。
きっといつか、このお店を懐かしむことが出てくると思う。
10年後に同じ場所でお店をやっている予定が今の所ないので。
だけどいつか、この場所が追懐の舞台になるはず。
もし、どこかの誰かの追懐の1シーンとして私のお店が浮かんでくれたらそんなに嬉しいことはきっとない。