炉内温度測定器『CurveX』Q&A:データロガーの時刻設定の手順について

『CurveX』データロガーの内部機能には、現在の日付と時刻の設定があります。
日付・時刻を合わせておくことで、以下のメリットがあります。


  • いつ記録したデータであるか、管理が容易になる

  • 「時間トリガー※」機能の使用が可能になる
    ※時間トリガー…CurveX3スタンダードのみの機能で、指定した時刻で
     計測を自動的に開始する機能です。


時刻設定について、下記に手順をご説明します。


CurveX4,
CurveX3スタンダード,
CurveX3ベーシック,
CURVE-X2,
共通の設定方法

(1) データロガー本体と、データ管理ソフト『Ideal Finish Analysis』のインストールされたPCを、USBケーブルにて接続します。

(2) 『Ideal Finish Analysis』を起動します。

(3) [ロガー(L)]をクリックし、[ユーザー設定(U)]をクリックします。

管理ソフト画面内の左上にあります

(4) ユーザー設定ウィザードの画面で、[次へ(N)]をクリックします。

(5) 画面に表示される日付・時刻のうち、上がPC側の時刻、下がデータロガー内部の時刻です。

この2つの日付・時刻にズレがある場合、[同調(S)]のチェックボックスをクリックすると、データロガーの時刻がPC側の日付・時刻に合わせて設定されます。

(6) [完了]をクリックします。

(7) ユーザー設定をロガーに送信済み の画面が表示されたら完了です。
  [OK]をクリックして終了です。

  もし(3)の手順で、クリックできない状態である場合には、
  こちらの記事を参考ください。

【PCがデータロガーを認識しない時】※現在準備中です


CurveX3スタンダード専用 手動設定方法

(1) データロガーを起動します。

(2) [基本設定]→[日付]の順にタップします。

[基本情報]をタップ
[日付]をタップ

(3) 日付を手動で調整します。

[日付]の欄をタップして、
日付設定のカレンダーを表示します。調整したら、「Set」をタップします。

(4) 設定後、左上の[<]をタップして、前の画面に戻ります。

  この際、「変更を保存しますか?」という画面が現れるので、
  [OK]をタップします。

(5) [時間]をタップし、同様の流れで時間の欄を手動で調整します。

ここをタップし
[時間]の欄をタップします。
上下ボタンをタップし、現在時刻に調整します。

(6) 設定後、左上の[<]をタップして前の画面に戻ります。
  先程と同様に、「変更を保存しますか?」という画面が現れるので、
  [OK]をタップします。

(7) もう一度左上の[<]をタップし、最初の画面に戻れば設定完了です。

この画面に戻れば完了です。

 CURVE-X2専用 手動設定方法

※CURVE-X2には日本語設定がございませんので、
 ここでは英語表記にてご説明します。

(1) データロガーを起動します。

(2) [Menu]にカーソルを合わせて、決定ボタンを押します。

↑の銀の丸いボタンの上下を押すとカーソルが上下に移動、右を押すと決定です。

(3) [Settings]にカーソルを合わせ、決定ボタンを押します。

(4) [System Settings]にカーソルを合わせ、決定ボタンを押します。

(5) [Date/Time]にカーソルを合わせ、決定ボタンを押します。

(6) 日付と時刻を設定していきます。

  • Format …年月日の表示順を変更できます。
        DD-MM-YY の場合、[日]-[月]-[年]の順になります。

  • Date …日付の欄です。

  • Format …時刻の表示方法を変更できます。
        24Hの場合は24時間表示、12Hの場合はAM/PM表示になります

  • Time …時刻の欄です。

(7) 設定が完了したら、[<<Back]にカーソルを合わせ、決定ボタンを押します。
  (1)の画面に戻り、設定は終了です。



CurveXが、今後も貴社の品質管理・省エネにご活用いただけますと幸いに存じます。


いいなと思ったら応援しよう!