257. The reversed fixation test: dissociated horizontal deviationの診断テスト
The reversed fixation test: a diagnostic test for dissociated horizontal deviation
Brodsky MC, Gräf MH, Kommerell G. Arch Ophthalmol. 2005 Aug;123(8):1083-7. doi: 10.1001/archopht.123.8.1083. PMID: 16087842.
背景:Dissociated horizontal deviation(DHD)は、両眼のどちらを固視するかによって水平偏位が不均等になるいくつかの病態の一つである。
目的:DHDの診断を確立するために不可欠なツールとして、reversed fixation testを説明する。
方法:reversed fixation testの有用性を示す4症例の分析。
結果:reversed fixation testは、DHDを、術後のすべりや水平直筋の筋力低下に起因する両眼の不均等な外斜偏位と区別する。
結論:DHDの診断にはreversed fixation testが必要である。
※コメント
DHDに対するThe reversed fixation testについての論文です。
要は、プリズムの矯正下で、例えば右眼固視で左眼眼前にプリズムを置いて中和した時に右眼の動きも見ましょうね的なニュアンスです。
(ざっくりしすぎですみません)
詳細は論文内の図をご確認ください。