Football is my life
約3万人の観衆のなか、試合終了のホイッスルと同時に広がる光景。
様々な形で感情を表現しあう選手たち。疲れ果てグランドに倒れこむ選手。味方とハイタッチを交わし喜びを露わにする選手。審判のジャッジに猛抗議する選手。
まさに”喜怒哀楽“が行き交う光景だ。
2006年のあるJリーグの試合をきっかけにサッカーにドハマりした。小学生ながらにして、目の前の光景に感動したのを覚えている。
「あー俺もこの選手たちみたいになりてーー」
羨ましさと憧れを抱いていた今から約15年前の夏。
その試合がサッカーを始める決め手となった。
もともと兄が地元のサッカークラブに所属していたこともあり、ちょくちょく遊びには行っていたが、本格的には始めていなかった。
次の日から、サッカーづけの日々が始まった。暇さえあれば、友達と兄とボールを蹴る。どんなに嫌なことがあってもサッカーをしている時間だけは忘れることができた。憧れの選手の動画を見てそれを真似る。もちろんプレーだけでなく、身振り、ファッションすべてを真似ていた。
時は流れ、いまに至る約15年間、サッカーに対しての思いは変わっていない。
サッカーをする、みる、教える。サッカーの虜になっている。
一つ変わったところを言えば、俺はプロにはなれない。長年サッカーをしてきて、プロフェッショナルという壁の大きさを身をもって痛感した。
現在大学でサッカー部に所属している。週5~6日活動と割と本格的。
授業終わりだろうが、バイト前だろうが、グランドに向かう。
ワクワクを求めて。
ボールを蹴る、シュートを止める、コーチング、すべての局面において自然と”幸”を感じれる。
本当に素敵なスポーツだと思う。
しかし、今年のコロナ期間、大好きなサッカーができない日々が続いた。活動の自粛。試合はもちろん練習も禁止された。
サッカーがない生活に慣れてないせいか、日常生活が充実してないように感じた。普段悩まないことでも、考えすぎて、きつかった。
サッカーができない環境ってこんなに辛いのか。
サッカーは日常生活の一部であり、習慣だったんだ。
気づいた、気づかされた。
約3か月の活動自粛を終え、つい先日、活動開始が許可された。
長かった。
ちょー、長かった。
この活動自粛期間を通じて、改めて感じた。
やっぱり自分の人生にサッカーは欠かせないものだと。
Football is my life
サッカーは人生そのもの。
ふと、思ったが、サッカーの試合は人生に似ている気がしてきた。
押し込まれたり、攻めたり、時に楽しく、時に苦しく。
みんなで、攻めて守って、ゴールを奪いにいく。
決して一人では勝つことができない。
時に頼り、頼られ。
幸福を勝ち取っていく。
ほら、似てない?(笑)
サッカーを通して、多くの出会い、経験。いろんなことを学ばさせてもらっている。
サッカーに感謝。
今後、どんな形でサッカーに関わっていくかわからないけど、何かしらの形で関わり続けていきたい。
今、九州大学サッカーリーグの一部に所属している。少しでもチームの勝利に貢献できるように頑張ることが今の目標。
もちろん、楽しむことも忘れずに。えがお。
あーーサッカー大好き。はーと。