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||:「気分はグルービー」を追いかけて:1小節目

「気分はグルービー」という漫画をご存知でしょうか?

週刊少年チャンピオン1981年52号から1984年22号まで

連載されたある地方の高校生バンドの物語です。

        ◇

連載当時自分は中学生でしたが親にエレキギターを

買ってもらい音楽に夢中になり始めた頃でした。

3つ年上の兄がバンドをやっていたせいもあって

この「気分はグルービー」をリアルタイムで

82~83年くらいの時に読んでいました。

しかし中3になると受験勉強の為漫画を読まなくなり

高校生になったら吹奏楽部にのめり込んだ為漫画の事は忘れ

連載終了を知らぬまま過ごす事になりましました。

そして大学生になって、今はもう存在しない蒲田の古本屋で

全巻セットを買った事がきっかけで

改めてファンになった次第です。

        ◇

単行本全巻持っているという事で満足をしていたのですが

何年か前からその単行本と

当時掲載された雑誌版との違いがあるのでは?

という興味をもち始めました。

そしてその思いが募り最近になって一念発起し、

行動に出ました。それは

1:あまりプレミアのついていない中古雑誌の中から

  セレクトして購入する

2:買えないのは所蔵している図書館へ行き閲覧する

それらの結果を色々な話を交えて書いていきます。

        ◇

ネットで探した結果、記念すべき第1話が収録された

81年52号を入手することができました。


第1話あらすじ

ぼくらはいつもハッピー・フィーリング!!

ドラムを辞めようとしていた高1のケンジの演奏を偶然聴いた

ヒサコは自身のバンド:ピテカントロプスエレクトスに誘う。

母親に怒られるのを恐れ1度は誘いを断るケンジだが、

それを見透かしたヒサコの煽りによりケンジは

バンドに参加する。

単行本との違い

1、カラーページ(9ページ)


所有物を写真撮影

添付画像にあるように2色カラーページが存在します。

(単行本はモノクロですが

    元はカラーであろうと推測できます)

2、加頁の存在

これは雑誌版を見て判明しましたが

※画像加工してあります

単行本14ページが丸ごと雑誌版にはありませんでした。

雑誌では代わりに公告ページが挟まっています。

        ◇

連載から30数年経った作品ですが

音楽漫画を語ると必ずと言っていいほど登場する

この漫画について色々書いていきたいと思います。

※このコラムは2019年9月27日にフェイスブックにて公開した文章を転載したものです。


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