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「気分はグルービー」を追いかけて:17小節目

「気分はグルービー」という漫画をご存知でしょうか?

週刊少年チャンピオン1981年52号から1984年22号まで

連載されたある地方の高校生バンドの物語です。

ここでは単行本と雑誌掲載版の違いや登場楽器、音楽やグッズなど

気が付いた事を書いていこうと思っています。

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まずは単行本第11巻と雑誌掲載版の違いから

第99話  晩秋の一幕 83年52号 が購入できました。

その他相当分の雑誌は全て国会図書館にて閲覧しました。

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加筆、変更箇所

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加筆ページが4箇所

画像1~4

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画像2
画像3
画像4

いずれも雑誌版は広告が入っており

画像2~4になると物語に合わせたカットではなく

単行本の挿絵的な各キャラのカットで済ましています。

P.41 晩秋の一幕

雑誌:カラー7ページ+白黒13ページ

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P.103 単行本セリフ:大みそか←→雑誌版セリフ:大晦日

(※サイズが小さくなるが故の処理?)

こんなところです。

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登場楽器について

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P.41 晩秋の一幕 扉絵 画像5

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奥田のレスポールタイプ

以前のとは異なり

ヘッドにカスタムモデルに採用されているクラウンインレイが入っている

エスカッション(ピックアップリング)とスイッチプレートが黒

白?のピックガード

レスポールのスペックがごちゃ混ぜになった仕様。

ヘッドのロゴは判別しづらいが「Gaban」と読めなくもない。

Gaban(ギャバン)は70年代後期に出回ったコピーブランドの一つで

誰かの所有品をトレースしたのかもしれません。

本編のライブでも描かれております。

画像6 Gabanのレスポールタイプ

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11巻は演奏シーンが少ないので以上です。

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次は気になったカット

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第11巻の表紙 ケンジのサングラスに映るキーボード 画像7

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映画「ブルース・ブラザース」で中古楽器を扱う店主役のレイ・チャールズが

フェンダーローズピアノで演奏する時に自身のサングラスに鍵盤が映ったシーンがあり

それをモチーフにして描いたのではないかと思っています。

画像8

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P.6 新宿の1コマ 画像9

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今は無き新宿プラザ劇場が描かれています。

上映作品は83年「ブルーサンダー」

画像10 在りし日の新宿プラザ劇場

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画像11 映画のポスター

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P.42 ライブでの曲紹介 画像12

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「ロングトレインランニン」ドゥービーブラザース

https://www.youtube.com/watch?v=bCnM-mB6t3A

「茅ケ崎に背を向けて」サザンオールスターズ

※本人の動画がアップされていないのでカバーを紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=DUvmW1K6E8E

カバーの方がピテカンの演奏をイメージしやすいかもしれません。

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P.86 ジャケットの一部 画像13

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エアロスミスのライブアルバム「ブートレッグ」

画像14

https://www.youtube.com/watch?v=f3nTxYyiSEM...

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P.111 曲の話 画像15

画像15

「ルート66」 レイ・チャールズ版をおすすめします。

https://www.youtube.com/watch?v=aXjylcul2_A

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P.116 LPジャケットの一部 画像16

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B.B.キングの日本発売のアルバム「Just Sing The Blues - The Time Of B.B.King Vol.2」

画像17

アルバム1曲目 マシンガン・ブルース

https://www.youtube.com/watch?v=ri1vCQKnFN0

マシンガン・ブルースはブルースブラザースもカバーしております

https://www.youtube.com/watch?v=gnsyVfQziA0

参考HP

https://www.discogs.com/BBKing-Just-Sing.../release/7006413

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次は第12巻からです。
※このコラムは2019年11月30日にフェイスブックにて公開した文章を転載したものです。

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