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「気分はグルービー」を追いかけて:14小節目

「気分はグルービー」という漫画をご存知でしょうか?

週刊少年チャンピオン1981年52号から1984年22号まで

連載されたある地方の高校生バンドの物語です。

ここでは単行本と雑誌掲載版の違いや登場楽器、音楽やグッズなど

気が付いた事を書いていこうと思っています。

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単行本第9巻の続き

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P.138 画像1 喫茶eveでの演奏(アンプ)

画像1 マーシャルアンプ

ここでもマーシャルが...

稲村が購入したのか、喫茶eveの所有品か,

それともレンタルでしょうか。

この画像は実は対バンの演奏なので

対バンメンバーの所有の可能性も考えましたが

商業高校1年生バンド設定なので無理があります。

P.166 画像2  合宿 (アンプ)

画像2

フェンダーのヴァイブロチャンプ(画像3)に似ていますが

画像3 ヴァイブロチャンプ アンプ

ワット数、サイズ共に大きめの機種である

プリンストンアンプ(画像4)の可能性の方が高いです。

画像4 プリンストンアンプ

しかしエルクなど国産模倣アンプも存在した時期でもあり

(何せロゴが描かれていないので)特定は難しいです。

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P.171 画像5 合宿 (キーボード)

画像5 ローズピアノ

エレクトリックピアノ:フェンダーローズ(スーツケース)

だと思われますが、天板の形状が実物と少し異なります

画像6

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あと雑誌版:漢字→単行本ひらがなになっていた箇所がいくつか有りました

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次は気になったカットの話

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P.54 画像7 喫茶eveのゲーム機

画像7

懐かしのゲーム「ドンキーコング」

テーブルタイプが存在してたのは当時知りませんでした。

調べてみたらタイトーがニンテンドーからライセンスを得て

生産していたとの事です。

画像8

参考HP

https://news.denfaminicogamer.jp/.../donkeykong_wescopeland

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P.95 画像9 空飛ぶゴジラ

画像9 空飛ぶゴジラ

ゴジラが飛んだ映画といえば「ゴジラ対ヘドラ」

画像10,11

画像10
画像11

ハリウッド版でも飛んでいるらしいです

参考HP

https://godzillabu.com/godzilla-can-fly/

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P.149 画像12 喫茶eve オープンリール

画像12

酷似しているのがTEACオープンリールデッキ A-6010

画像13

参考HP

https://audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/player/a-6010.html

自分の親がオープンリール世代で

以前実家に機械があったのを覚えております。

とっくに壊れていて再生できませんでした。

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次回は第10巻について書きます。
※このコラムは2019年11月20日にフェイスブックにて公開した文章を転載したものです。

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