「気分はグルービー」を追いかけて:18小節目
「気分はグルービー」という漫画をご存知でしょうか?
週刊少年チャンピオン1981年52号から1984年22号まで
連載されたある地方の高校生バンドの物語です。
ここでは単行本と雑誌掲載版の違いや登場楽器、音楽やグッズなど
気が付いた事を書いていこうと思っています。
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まずは単行本第12巻と雑誌掲載版の違いから
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第110話 SO LONG MY YOUTH... 84年12号 が購入できました。
その他相当分の雑誌は全て国会図書館にて閲覧しました。
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加筆、変更箇所
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P.5 わが手にキャンパス 画像1
画が天地逆でした。雑誌のフォーマットの関係でしょうか
雑誌で見た時にはすごい違和感を感じました。
あとポエムというかコピーあり。
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P.27 トラベル・チャンス 画像2
これも天地逆でした。
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P.58、P.93 画像3、4
先述のとおり「歌い」「踊り」の言葉が雑誌版にはありませんでした。
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P.67 SO LONG MY YOUTH...
雑誌:カラー7ページ+白黒17ページ 画像5
単行本:白黒23ページで1ページ分足りません
下記にて説明します。
P.86-87部分 画像6
ここが一番の相異箇所です。
単行本 P.86右下が加筆。下半分がシネマ最新情報。
そして雑誌ではもう1ページありましたがカットされています。
以前mixiのコミュニティで話題になったらしいですが、
単行本化の際、出てくる人物にホームレスらしき人達の描写があり、
それに配慮して1ページ丸ごとカットされたとの推測がなされています。
画像7、8
mixi見れる方はこちらの書き込みを参照してください
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=12574&id=6655062...
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P.100 セリフと位置が異なっていました。 画像9
ひょっとしたら雑誌掲載時に間違えたのを単行本化の際に修正したのかもしれません。
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P.109 楽団屋哀歌 扉絵にポエムあり
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P.129 サクラ咲いたか? 扉絵にポエムあり
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P.99 アラビア数字←→漢数字の変更ありました。
こんなところです。
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登場楽器について
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P.106 楽器店店頭 画像10
ドラム:TAMAスーパースターモデル
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P.119~P.121 本間の使用ベース 画像12,13
アリアプロのSB-R150に酷似
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次は気になったカット
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P.28 ケンジの部屋
散らかった部屋に雑誌やレコードが散らかった状態
レコードは判別が難しく断念。
雑誌について
右:The Drums Magazine
83年に創刊されたリズム&ドラム・マガジンをモチーフにしているものと思われます。
中:ロッキンJ
当時立東社から発行されていたロック系雑誌:ロッキンfのもじり
左:音楽之友
音楽之友社から発行されているクラシック系雑誌:音楽の友のもじり
※昔は音楽之友表記でした。
左端のゴミ箱
LARKのゴミ箱
当時我が家にも有りました。懐かしいです。
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次回は第13巻からです。
※このコラムは2019年12月3日にフェイスブックにて公開した文章を転載したものです。