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「気分はグルービー」を追いかけて:9小節目

「気分はグルービー」という漫画をご存知でしょうか?

週刊少年チャンピオン1981年52号から1984年22号まで

連載されたある地方の高校生バンドの物語です。

ここでは単行本と雑誌掲載版の違いや登場楽器、音楽やグッズなど

気が付いた事を書いていこうと思っています。

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まずは単行本第5巻と雑誌掲載版の違いから

第39話 サマー・カーニバル 雑誌版82年38号は入手できました。

それ以外は国会図書館にて閲覧

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P.49 扉絵にポエムあり(おそらく編集部作)

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P.72 サブタイトルの違い

単行本:ドタンバの内乱

雑誌版:ピテカンの危機の巻

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P.91 サブタイトルの違い

単行本:直立猿人熱狂雷舞

(ピテカントロプスエレクトス ねっきょうライブ)

雑誌版:ピテカン熱狂雷舞の巻

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P.135 扉絵にポエムあり(おそらく編集部作)

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画像1 P.139

画像1 セリフが異なる

セリフが違っています

単行本:労務者になったらしいよ

雑誌版:力仕事してるらしいよ

単行本化の際の変更でしょうが当時はOKだったのでしょうか...

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P.177 サブタイトルの違い

単行本:GET BACK

雑誌版:明日の青春!!の巻

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画像2 P.193

画像2 広告スペース分加筆

左側 加筆でした。

雑誌では広告

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画像3 P.196-197

画像3 セリフが異なる

セリフが微妙に違っていました。

P.196

単行本:忘れようとつとめなければ

雑誌版:忘れようとしても

P.197

単行本:そんなことも......ある

雑誌版:そんなことも......あるさ

発行側による変更というよりも作者の要望によるものではないかと

推測しますが実際の所は不明です。

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気になったカット

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画像4 P.28 先代ピテカンメンバーの写真

画像4 先代ピテカンの写真

画像5 P.129 クニのアパートにて

画像5

どちらにも描かれているベース

ミュージックマン製スティングレイ

(ウィキより)ミュージックマン社が1976年に発表したエレクトリックベース。

仕様はハムバッカーピックアップと9V電池駆動のアクティヴ・プリアンプを装備。

初期モデルは

画像6

画像6 スティングレイベース(旧)

1:トラスロッドがヘッド側

2:2バンドイコライザー(バスとトレブル)装備

https://www.youtube.com/watch?v=NZOKXnJvt3o

が現行品では

画像7

画像7 スティングレイベース(近年)

1:トラスロッドがボディ側

2:3バンドイコライザー仕様

に変わっています

使用ミュージシャンで有名なのはクィーンのジョン・ディーコンや

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが有名ですが、

個人的にはYMOの細野晴臣(79年のワールドツアーで使用)、

ゴダイゴのスティーブ・フォックスが使用していたのを知っていました。

余談ですが映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見た時、

ジョン・ディーコン役の人が80年頃の録音シーンで

現行品(トラスロッドがボデイ側)を弾いていたので

興ざめした思い出があります。

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画像8 P.150

画像8

大将と稲村が時間稼ぎにマネしたネタ

あみん「待つわ」

ヤマハポピュラーソングコンテスト(通称ポプコン)がきっかけで

デビューしたデュオ

調べてみたら102万枚セールスの大ヒットナンバー。

実際に歌う姿を見ていただきたいです。

https://www.youtube.com/watch?v=ziKntN_ii-w

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次は第六巻です。
※このコラムは2019年10月27日にフェイスブックにて公開した文章を転載したものです。


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