阿波踊り前傾姿勢のポイント

阿波踊りにおいて、男踊りは腰を落として低く踊ります。しかし、実際に指導を受ける際に「低い姿勢」「前傾になって」と言われてもなんとなくになってしまう場合が多いと思います。阿波踊りに限らずスポーツの世界でもよく聞く話ですが、指導者の指示は間違っていない(何をどうすべきかなど)が受け手側が意図や主旨を把握できないケースが多々あります。上記の場合もその典型的な例で、「低い姿勢」を指導する際に伝えるべき事はどの程度の低さが目安になる低さなのか、「前傾」とは何度角の前傾なのか。指導をする際はここまでしっかり言葉を使わないと伝わらないと思います。ではその他によくありがちな指導時における際のNG表現を挙げてみようと思います。

「下でリズムを取る」→引いた軸足を下に沈め体を下に落とすイメージ

「前傾姿勢」→前傾角度は45度、横から見た時に両肘膝が同じラインになる

「バランスを意識」→体軸のラインが横にぶれないバランス位置

「二拍子を体に入れる」→4つのリズムを理解してからではないと理解不能

などなど

指導の際の言葉選びは本当に重要です。また人によって身体サイズが人それぞれです(手足の長さや身長の違いなど)。阿波踊りの指導において、それぞれの体型にあった個別の指導方法が大切という事は今度改めて紹介しようと思います。

今日はこの辺にしておきます。


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