阿波踊り初心者が陥りやすいポイント

タイトルが少々抽象的なので、これから書く初心者とは「大人になってから阿波踊りを始めた方」とし子供も若い方(13-20歳)は外しますのでご了承ください。

まずは初心者が陥りやすいポイントを思うままに挙げてみます。

・両肩に力が入る

・動きが固い

・身体が左右に揺れる

・掌がパーの手になる

・(ウチワや提灯など)小物の使い方を優先する

・上半身が流れる

・膝が上がらない

思いつくだけでもこれだけあるということは、もっと細かい点を含めてあげるとかなりのポイントが挙げられると思います。今日は上記のポイントを一つづつ解説することはしません。そこで、これらのポイントからいくつかの共通点があるのでその解説をしたいと思います。

〜身体の力み〜運動全般に言えることだと思いますが、力みがプラスになるスポーツってありますか?初心者が陥りやすいポイントの一つに力みがあります。これはもう少し詳しく書くと筋肉に余計な力が入り過ぎている状態の事です。どうしても力が抜けない方はまずは両肩と首周辺のの筋肉をほぐしてから基本練習をしてみましょう。

〜目立ちたい気持ち〜徳島に比べると高円寺で阿波踊りを始めたい方が阿波踊りに持っている印象は伝統芸能ではなくお祭りのイメージが大きいと思います。両者の差に気付き、私が行き着いた答は、芸能は見せる(魅せる)ために行う行為、お祭りは自分が楽しむための行為です。もちろん正解はないですが、阿波踊りを上手に踊るには技術が欠かせません。この踊る技術というのは踊り未経験者には分かりづらく、上手な踊りイコール目立つ踊りという思考が生まれやすいのです。ではこの場合の目立つ踊りとはどのような踊りか?恐らくですが初心者は派手な動き、大きな動き、人と違う動きを挙げると思います。これらは決して間違いではないのですが、技術の高い踊りのイメージを持たずにこれらの考えが入るとどうなるのか?という視点が抜けているのです。その結果、踊りの基本技術(重心、体幹、体軸、リズム)を習得しないまま自分の解釈で踊ってしまうことが多いのだと思います。そして、これを回避するにはどうすれば良いのか?答は簡単です。阿波踊りの上達に必要なことは:

①正しい理論を知ること

②理解した理論を具現化するために必要な事を知る

③理解できたらそれを基本中心に反復する。

上記以外の方法は無いんじゃ無いかなぁ。今日はここまでにしておきます。

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