【天界通信】vol.3『怪しいのは御免です』
『序』で記した通り、
《上》からの情報をどう伝えたらよいかと伺ったら
「【天界通信】にて」と示された。
正直、私は頭を抱えた。
生まれ持った性質で、人間の皆さまとは色々違っている。
それを、半世紀以上掛けて「怪しくないですよ~」とやってきたわけで。
でもこのタイトルで連載する事で、一気に「怪しいヒトです」とカミングアウトするようなものだったから。
「嫌です」と答えた、それだけは勘弁、と。
けど《上》は揺らぎなくて。
「記すのであれば【天界通信】にて」と。
記すかどうかの選択は委ねられていた。
常にそうだった。
情報を頂いても、採用するか否かの選択は私に委ねられていた。
どんな場合でも、それは徹底されていた。
先日、読者の方から質問を頂いた。
「情報が降ろされるとどんな感じになるのか」
「どんな風にやり取りしているのか」
というものだった。
あぁ……、そうか。
自分にとっては物心ついた頃にはこの状態でやり取りしていたので、何の不思議もなくごく当たり前の事だけど、まだ受け取る選択をしていない方達にとっては、どんなモノなのか見当かないのか、と。
理解して頂けるかは分からないし、これは私個人の感覚なので
『全く別の感じ方で受け取っておられる方がいるのは当然』
という前提のもとでお伝えする。
《いつもの方(ほう)》と《上》とは降ろされ方も受け取り方も違う。
《いつもの方》との付き合いは長く、物心ついた頃からずっとやり取りしているので、受け取り方の上達を促されながら、育てられながら降ろされていた感が強い。
今でも時々あるのだけど、自分がこれから出逢う誰かの情報と、その相手に何をされるかと、どんな風になるのか、というのが多かった。
勿論情報の採用は私に委ねられていたので、ほぼ採用せず、私個人の『人を見る目』を信じてお付き合いするのだけど、こればかりは100%、情報通りになるわけで。
その度自分の『人を見る目』の無さに凹んだけれど、この類の情報は今でも採用しないで凹むのを繰り返している。
《いつもの方》もそれでいいらしい。
色んな経験をする事を推奨しているようだ。
《いつもの方》からの受け取り方は、普段誰もがしていると思うけど、自分の頭の中で右と左が会話しているようなところに、外側から介入してくるような感覚だ。
自分の中だけの内緒話に、そっと加わって爆弾堕としていくような、
威圧的でも、親しくもなく、ただ淡々と伝えていく。
《上》からの方法は、これは今でも慣れないのだけど。
頭頂部に筒状のモノを据えられて、ドォォォォォォォッ!と流し込まれる。
その間は頭が動かせないし、凄い圧で首がガクガクする。
情報量も多く、多岐に渡っていて、専門的過ぎて分からない事も多い。
一番困るのが、私が翻訳しなければ地球的に、人間界的に分からんやろ?的な内容の場合。
そうなると私の思考や思想が反映されてしまうので、受け取らずに返す。
昔から『〇〇神示』のようなモノがあちこちにあって、ほぼ受け取った方の翻訳で成り立っているのを知っていたから、絶対に避けたかった。
何故なら、私が翻訳すればそれはもう『預言(預かった言葉)』ではなくなってしまうから。
「此処は地球なので、合うように降ろしてください」とお願いして返す。
再び降ろされる事もあるし、来ない事もある。
大事な事なのでもう一度記すけど、これは私の感じ方、私の事実だから。
受け取っておられる方が別の方法や感じ方だとしても、それはそれなのだと思う。
怪しいのは御免です。
この生まれ持った性質を誰もが持っているわけじゃないと知って、30代半ばまでずっと隠し続けていたのも、怪しいやつだと思われたくなかったから。
その為にカウンセラー資格を取ったりもしたわけで。
……ま、この連載のタイトルで全てパァですね。
それでも、届けたい事が、記したい事があるので。
なぜ今まで記さなかったのか?
それは、次回に。
《続く》
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