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何故アニメ「EX-ARM エクスアーム」はここまで惨憺たる出来になったのか?調べてみたら、2つの全く別のアニメが浮かんできた

2021年の1月~3月にTOKYO MX等で放送され、すっかりクソ3Dアニメの代名詞として定着してしまった「EX-ARM エクスアーム」。
以降に放送された「テスラノート」「錆色のアーマ-黎明-」の比較対象によく名が挙がることからも、それが窺えるだろう。配信サイトのアマプラやあらゆるレビューサイトでは、先に挙げた2作品はおろか、ストーリーのおかしさ等でクソアニメ好事家を大いに賑わせた「ジビエート」や、アニメと呼ぶかも疑わしい「バーチャルさんはみている」をも下回る評価だったので、第1話の冒頭の夏目アキラの如く唖然としてしまった(レビューサイトの一つ、MyAnimeListでは1963年の「鉄腕アトム」以降のテレビアニメ作品では過去最低のスコアを獲得する程と言えば、その凄まじさが分かるだろう。これ以下は全てOVAかWebアニメ、映画、及び評価無しの作品)。
たまにタイトルをあらゆるサイトで検索しても、出てくるのは出来の悪さに対する驚愕、嘲笑、そしてネットミームと化してしまったエクスアームスマイルばかりだ。
ジャンプ+での同時連載開始以来原作を読んでいたこともあり、放送以来このアニメが頭に浮かばない日はない。

こうなったのは、アニメ制作経験が全くない制作会社・スタッフが担当したから、というのが主な理由とされている。
ここで根本的な疑問が生じる。何故この人たちは「アニメーター」になれたのだろうか。
放送から数か月後、そのエクスアームについて少し興味深い情報を幾つか見かけたので、ここに記しておく。この記事で疑問が少しでも晴れれば幸いだ。自分の推測が多分に含まれることに注意されたし。
下に参考にさせていただいた記事を貼る。
TVアニメ「EX-ARM エクスアーム」は何がどうヤバいのか/アニメの経験が無い制作陣-note 
エクスアームを製作委員会から考える-はてな匿名ダイアリー 
【海外の日常話】『Ex-Arm』のアニメの出来が悪すぎて海外で大炎上-海外のジャンプ通信 

※某ドキュメンタリー番組の言い回しを使いました。

この記事は批判こそすれど決して誹謗中傷が目的ではない。また、当記事はたまに加筆されるので、所々時系列がおかしなところがあるがご了承願いたい。

アニメ1つ目


「EX-ARMエクスアーム」の第1話「禁断の兵器」には絵コンテに「熊谷仁志」氏がクレジットされているが、過去に北海道札幌市のコンテンツ制作会社「ハートビット」の代表取締役を務めていた方と同姓同名である。

ハートビットには「フランチェスカ」というご当地コンテンツがあり、2014年7月~12月に北海道文化放送等でアニメが放送されていた。取締役の熊谷氏はアニメの原作・監督・作画監督・プロデューサーなどを務め、アニメーションはハートビットとテレコム・アニメーションフィルム(「神之塔 -Tower of God-」「イジらないで、長瀞さん(1期)」などの制作会社)の共同制作だったという。
自分は存在すら知らなかったが、内容を見る限り「ゾンビランドサガ」の先駆けのようなものだったのだろうか。
しかしハートビットは2018年4月に自己破産、フランチェスカのホームページもいつの間にか閉鎖、現在はTwitterやFacebook等が残るのみとなっている。
(Wikipediaの記事)

フランチェスカ

フランチェスカには痛車ならぬ痛タクシーが存在していたという(このタクシー会社は記事公開の翌年に自己破産)。
エクスアームの製作委員会にはタクシー会社の「ロイヤルリムジン」が参加していて、「ロイヤルリムジンは、EX-ARMに登場しています!」号を作り上げる程の熱意(ヤケクソ?)だったことは有名だ。
果たしてこれは偶然なのだろうか…。

熊谷氏については第1話の放送時点で既に幾つかの指摘があり、痛タクシーの件についても最近他のTwitterユーザー様が指摘されていた事である。
まあ最悪これはこじつけで済む話だ。
絵コンテの熊谷氏と取締役の熊谷氏が同一人物とも限らない。…と思っていた。
問題は次。この記事を書くきっかけになったものだ。

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エクスアームのアニメ化についての記事をTwitterで検索したところ、この事について気になる会話が目についた。
「2017年に集英社チェック済のアニメ化の企画を見かけた」というものだ。

その方が仰るには、「当時エクスアームが大陸(恐らく中国)で人気だったのでアニメ化する、その為に向こうで出資者を募る」というのが企画の発端だった、そして自分の会社も参加することになった、しかし出資者が現れなかった、というものだった。
その方が勤めていた会社は、この企画だけでなく他の企画も頓挫し、資金繰りの悪化により2018年に破産したという。
最初は作風や破産時期から「プロダクションアイムズ」(「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」「ハイスクール・フリート」などの制作会社)かと予想したが、その方の発言を元に勝手に調べさせていただいた(申し訳ございませんでした)ところ、その会社では北海道のアンデッド系ご当地アイドル「フランチェスカ」というキャラクターを扱っていたことが分かった。

ハートビットだった。

この方の発言が真実だとすると、エクスアームは当初ハートビットが制作する予定だったのだろう。
熊谷氏が絵コンテに参加していたのは、その名残だろうか(第1話だけなのは、破産に伴い作業を放棄せざるを得なくなったからなのか?第2話の絵コンテは「株式会社ラディアス」がクレジットされていた。複数の企業が確認できた上、似たような名前の企業も多いので断定は難しいが、アニメ関係の企業でないことは確かだろう。国内にあればの話だが)。
アニメーション制作を中国系のスタッフが多い「ビジュアルフライト」が担当することになったのも、前述の中国で出資者を募るという話に起因するのかもしれない。
因みにこの方は会社や経営者にかなり不満を持っていたようだ。

しかし、何故ホームページの紹介文すらおかしい企業にアニメーション制作を任せたのか…。
肝心の中国でのアニメの評価は言うまでもない。
また、ビジュアルフライトのホームページには今だエクスアームの名はない。後発のアーマードコアVIはしっかり載っていることを考えると、どうやら制作会社はエクスアームを黒歴史とみているようだ

アニメ2つ目


エクスアームはアニメ未経験の人たちが作ったとよく言われているが、厳密に言えば、監督の木村好克氏に関しては初めてではない(後は企画やプロデューサーを除くとOPに載っている名前の中ではせいぜい音響監督位か。改めて書くとやはり酷い。その音響監督もショートアニメを中心に活動されている方のようだ。エクスアーム以降暫く音沙汰が無かったが2022年秋アニメの「ヒューマンバグ大学」で名前を確認)。
2017年11月よりプロダクションI.Gのアニメアプリ「タテアニメ」にて配信された「バイト先は『悪の組織』!?」にて監督を務めていた
そして、そのアニメーション制作を担当したのが、

ハートビットだった。

バイト
「バイト先は『悪の組織』!?」。原作はケルビム氏による小説。小説投稿サイト「エブリスタ」で好評を博し、2011年に書籍化(既刊2巻)、14年には全3巻での漫画化も果たした人気コメディ作品(アニメハックより引用)とのこと。

当然アニメーションプロデューサーも熊谷氏が務めている。
これがハートビットの遺作だと思われる(但し2018年4月~6月に放送されたドラマ「声ガール!」にてアニメーション協力として「熊谷仁志(ハートビット)」がクレジットされている)。

当アニメで作画監督を務めていた方が、2018年末に相手の破産により支払い義務が無いと開き直られた事に対して憤っている発言を確認した。十中八九このアニメの件に関するものと思われる。法的手続き中とのことだったが、その顛末は分からなかった。
なお熊谷氏のTwitterは2016年9月のツイートが最後となっていた。恐らくツイートを幾つか削除したものと思われる。前述のフランチェスカの二期もやる予定だったそうだが…。
全ての元凶の可能性もある、熊谷氏の行方は今や知る由もない。

また、木村氏は「バイト先…」アニメ化発表の記事で、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」に多大に影響を受け、いずれアニメを手掛けたいと考えていたと述べている。
攻殻機動隊と同じジャンルであるSFのエクスアームの監督を務めたのは、これらのことも関係するのかもしれない。
残念ながらSFアニメとして見ていた人は殆どいないだろうが。

このことを放送前に記述していたブログがあった。これを早く見つけていれば…。

その他

ハートビットは2017年4月~6月放送のアニメ「フレームアームズ・ガール」の制作もしていたが、アニメーション制作は別の会社。ハートビットは3Dを担当していた模様。こちらのアニメは評判が良かったようで、後に本編の映像を再編集した劇場版も制作されている(ただし破産後の作品なのでハートビットは参加してない)。
熊谷氏が言っていた「違うの」とはこの作品の事だろう。エクスアームも当初はこのような制作方法だったという事も考えられるが、1つ目で挙げたTwitterでの証言から鑑みると、仮にこの方法で制作されたとしても成功していた可能性は低いと思われる。

エクスアームの3D進行管理にビジュアルフライトと共にクレジットされていたリヒト株式会社だが、同時期に放送されていた「蜘蛛ですが、なにか?」の3Dも担当していたようだ。蜘蛛の方は見ていないが、聞いた話によるとあちらの作画も結構酷い有り様だったとか。最終回は延期したらしいし。Twitterで(蜘蛛の制作会社である)ミルパンセがどうとかという話を見かけたことがあったがこの話だったのか?これについてはあまり触れないでおく。しかし資本金20万って打ち間違えじゃないのか。
(ただ、こちらの作品はアニメ終了後も原作が続いているのは救いだろう。)

エクスアームのPVだが、2020年11月6日に出された第1弾は日本コロムビアからアップロードされているが、12月23日に出された第2弾は集英社コミックからとなっている。また、放送終了後に出されたBD-BOXは製作委員会に参加していないVAPより発売された。エクスアームはレーベルである日本コロムビアすら見限るような有様だった、ということだろうか。BDのジャケットがキービジュアルの使い回しという海賊版のような見た目で悲しくなった。今思えば、アニメ絵のティザービジュアルがあったのに、後出のキービジュアルが作者の描き下ろしという時点で、このアニメの出来を察するべきだったのかもしれない。

2022/7/28追記 これまで全く気付かなかったのが馬鹿みたいで申し訳ないが、放送前のクランチロールのイベント「Virtual Crunchyroll Expo 2020」にて木村氏と主演の斉藤壮馬氏のインタビューの転載動画があったので貼らせていただく。
何故気付かなかったかというと、どうせYouTubeでも国内外の多くのアニメレビュアーの方々によって笑いの種にされているのだろうと悲しくなりあえて検索しなかったから(実際上記の動画の説明文も「(今までYouTubeになかったので)何故アニメの歴史の黄金の貴重な部分を無駄にするのかと思い、アップロードした」とあり、サムネには「エクスアームは間違いだった」「(木村氏を指して)プロの馬鹿」と辛辣な言葉が躍る)。尤も、この記事のサムネや一番下の画像を作成するような自分が言えたことではないのだが。
動画の中で木村氏が触れていたプロデューサーは恐らく…。

2024/1/7追記 初回放送日の木村氏のインスタも発見。以下一部抜粋。

2019年の春から制作に入り、ホントに紆余曲折ありました。
写真にもある通り、当初放送予定は2020年夏。この未曾有のパンデミックの影響を受け遅れに遅れ、2021年の本日の放送に漕ぎ着けました!
製作・制作陣のみなさん、キャストのみなさん、多方面で関わってくれたみなさんに感謝しかありません。

アニメシリーズ監督は初です。
新参者だから挑戦できた表現が多々あります!!
新参者だから未熟な部分も多々あります!!
心血を注ぎ、全てを曝け出していますので、まずは観て頂けたら幸いです。

本日はやっと第一話の放送で、まだまだ現場は鋭利制作中です!

アニメ「EX-ARMエクスアーム」
何卒宜しくお願い致します🙇‍♂️

文章はまともだが、肝心のアニメの出来が最悪なのでどうしようもない。
せめてオリジナルアニメでやってほしかった。

まとめ

件の「フランチェスカ」と「バイト先は『悪の組織』!?」の映像を拝見したが、ジャンルや媒体の違いはあれど失礼ながらとてもエクスアームの原作に見合う作画とは思えないものだった。

そして、上記のインタビューや、制作完了時の木村氏のツイートとリプライ欄から、監督を始めとするスタッフは原作を貶めるつもりはなく真面目に制作に取り組んでいた、但し原作への愛以前に技術もセンスもなかったため、アニメのクオリティがとても低い事には最後まで気付くことすら出来なかった、ということが察せられる。アニメ経験者が殆どいない故の悲劇であるといえよう(とはいえそんなこと有り得る?)。
木村氏のTwitterを覗いても鑑賞した実写映画と演劇のことが主で、全くアニメに関心がない人物であることがわかる。
一応木村氏の過去のツイートに怒りのリプライが10個ほど寄せられたことがあるが、全てスルーされている。目に付かなかったのか、あえて無視したのか。元々の作品の知名度の低さもあるが、皮肉なことに、2年前の別の木村監督の時と異なり、このおかげでTwitterでのトラブルは全く発生しなかった。

このアニメは誰も幸せにならなかったという方がいたが、少なくとも木村氏は確実に幸せになったと思う。Twitter現在の所属会社のプロフィールに堂々と掲げられている通り、「(TV)アニメ監督」という肩書を手に入れることが出来た、そして自身はアニメ業界の人間ではないので、どれだけ評価が悪かろうが自身の経歴には全く傷が付かないのだから(実際、放送から1年半後のあるプレスリリースには実績として他の実写作品と共に本作の名が挙げられ、多方面に演出領域を広げている監督として紹介されていた。やるせない)。

※2024/1/31追記 所属会社だったバイシンクエンタテイメント株式会社のホームページから木村氏に関する記述が削除されていた。

とまあこのように、エクスアームはアニメ化企画の時点でほぼ負けが確定していたようなものだ。これらを知って自分は暫く頭痛と腹痛が治まらなかった。

せめてフランチェスカを共同制作したテレコムが、或いは木村氏が所属していたというI.Gが、そうでなくともちゃんとした制作会社が担当していれば、比較対象に「ジビエート」が、ましてや「異世界の門」が挙がることなんてなかったのに!このアニメが幾ら悪く言われても(自分を含めて)誰も諫めない存在になってしまったことが本当に辛い。
(但し自分は「異世界の門」自体は嫌いではない。)

放送中に打ち切りのような最終回を迎えた続編「EX-ARM EXA エクスアーム エクサ」の最終巻に記載された原作者のHirock先生のコメントは、「真っ白に燃え尽きたよ……。」だった。また、原作の作画担当の古味慎也先生は、木村氏への労いのコメントを除きアニメに対して一切のコメントを残していないが、このお二方の、特に2011年より近未来ポリスアクションを描いてきた古味先生(アニメ放送前はTwitterでファンと交流したりイラストをよくあげられていたのだが、放送後は普通の更新すら殆ど無くなってしまった※)の心情を図る事は自分には出来ない。
外部から見える形では、制作陣に汚点を残さず、原作側が筆を折る形で終了したこのアニメは、原作レ〇プどころか原作の抹殺に完全に成功したといえるであろう。

※2023.5.8追記 2023年5月発売のグランドジャンプ11号より新連載「空をまとって」が開始。エロい。単行本買います。

アニメのホームページも1年足らずでリンク切れになってしまったし(原作の特集ページは残っている。アニメ化決定の報を残したまま※)、ことごとく制作陣に恵まれない作品だった。アニメの出来が悪いとスタッフを責める声が挙がることがあるが、個人的にエクスアームの場合はそもそもスタッフとして扱いたくない

※2023/11/10追記 特集ページと公式Xがいつの間にか削除された模様。コンテンツが誰にも惜しまれず消えていくのを見た瞬間であった。

余談

完全に余談になるが、木村氏は「けものフレンズ2」の脚本・シリーズ構成を手掛けたますもとたくや氏とコンビを組み、3月より演劇ユニットとして活動しているとのこと。知った瞬間に「破れ鍋に綴じ蓋かよ」と思ってしまった。
(第2回公演の記事)
この2人の付き合いは長いらしいが、これはエクスアームとは関係ないので控えよう。皮肉にもこのアニメを通してストーリーが語られることは殆ど無かったが、せめて素性不明の脚本・シリーズ構成のトミー・モートン氏の正体がますもと氏でないことを祈る(尤も制作陣の殆どが素性不明なのだが)。

最後に昔遊んだゲームで印象に残った台詞で筆を擱くことにする。


「アニメとはそもそも『命をふきこむ』といういみである」

「キャラに命をかんじないアニメはもはやアニメとはよべない」

「スーパーペーパーマリオ」より


読み辛い稚拙な文章だったけど最後まで読んでくれてありがとう!











冒頭のアキラの笑顔(「エクスアームスマイル」というそうだが、一部の実況民しか使ってない)、実は原作には存在しないシーン。どういう心境で入れたのだろうか。


なお、当初はアニメと原作のストーリーの相違点を比較したものを近いうちに纏める予定だったが、あまりにも相違点が多すぎる、自分に纏める力がない、等という理由で断念。


ここから2022年1月以降追記

何故か「エクスアームスマイル」と検索するとこの記事が一番上に出てくるらしい。なんでやねん。その記念にTwitterやdアニメストア等から勝手に寄せ集めた画像を使って作成してみた。悪ふざけがすぎる画像でごめんなさい。

エクスアーム
左上からウマ娘、はたらく細胞、ブルーピリオド、ワンエグ、プリチャン、ニセコイ、バンドリ、ハルヒ、鬼滅、ていぼう、虹ヶ咲、ゲーマーズ、着せ恋、上野さん、青ブタ、アサルトリリィ、よりもい、アラド:逆転の輪、スーパーカブ、はめふら、シキザクラ。個人的に左下のアラドが一番近いと思ってる

この顔が出ると反射的に笑いが出てくるようになった。先日「鬼滅の刃」を見ていたらこの顔が出て来て大爆笑してしまった。どうしてくれるんだ。

このエクスアームスマイル、巡り巡って何故かBSの野球中継の副音声で流される羽目に。

これが実況民のおもちゃにされたアニメの末路か。

あ、ニコニコ大百科のエクスアームスマイルの記事もよろしくね。



「空をまとって」第1巻は2023年10月19日発売!当然発売日にゲットしました。

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