おしゃれなギフトで、防災意識を高めるきっかけをつくりたい。
※上部の写真はお渡ししている「LIFEGIFT」（2023年8月撮影）
「あなたの無事が、いちばん大事」をコンセプトとした
防災グッズカタログギフト「LIFEGIFT」を提供する、
株式会社KOKUAとともに、
入居者さまへのプレゼントを作りました。
今回は「入居者さまが備蓄品を揃えるきっかけ」を届ける
防災備蓄品ギフトボックスを企画した社員に
インタビューしました。
―今回の取り組みについて詳しく教えてください。
弊社が販売するマンションにお住まいになるみなさまへ、
「防災備蓄品の入ったギフトボックス」をプレゼントしています。
防災備蓄品と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか？
無機質なモノクロやグレー・防災色である黄色のデザインが多く、
一度購入したらすっかり存在が薄れてしまい、
クロゼットの奥にしまわれたまま……
という方も多いのではないでしょうか。
また「備蓄品を揃えないとな」と思いながら、
後回しになっていることもあるかもしれません。
私達がプレゼントしている防災備蓄品は
・おしゃれで日常的に目に入ってもインテリアの邪魔をしない
・こういうのも備蓄品で必要なんだと知ることができる
をコンセプトに選定してみました。
また、ギフトボックス内には「NextStepチェックリスト」が入っており、
もしものときに備えるための手順や、
Pasobo(※1)のご案内もはいっています。
Pasoboは
ご自身の家族構成や生活スタイル、
住んでいる地域などを入力すると、
組み込まれたハザードマップと連動し、
必要な備蓄品をカスタマイズしてくれるサービスです。
カスタマイズされたものは、そのまま購入することも可能です。
※Pasobo・・・株式会社KOKUAが提供するパーソナル防災サービス。
―なぜ、プレゼントに防災備蓄品を選んだのでしょう？
今まで、新築マンションにおいては
契約者向けに防災セミナーを行い
必要な備蓄品やその数をお伝えしておりました。
一方で、
流通事業部(中古マンションの仲介・リノベーションマンションの
販売を行う部署)では、
お引渡時に引っ越してすぐに必要になる日用品や、
間伐材で製作したキーホルダーをプレゼントしていました。
新築マンション・新築一戸建て、
中古マンション・リノベーションマンション、
どれをとっても防災に対する備えは必要です。
しかし、
備蓄品は先ほども記載した通り、
引っ越しなどさまざまな手続きが必要となる住宅購入において、
防災備蓄品はどうしても後回しになってしまうと考えました。
それならば、
「お引渡時に防災備蓄品をお渡しすることで、
自宅避難に備えるきっかけをつくることができるのではないか」
と考え、事業部を超えて、
一丸となって制作をすることにしました。
―プレゼントにはどのような思いが込められていますか？
わたしたちコスモスイニシアは、
お客さまがお住まいになって終わりではなく、
そこから、どのような時間が過ごせるかということを、
何より、大切に思っています。
新生活が始まるときの、
わくわくする気持ちや幸せな気持ち
そして、これから始まる素敵な日々が、
ずっとずっと続いていきますように。
嬉しいときでも、困ったときでも、もしものときでも
お住まいが、お客さまの「安心できる居場所」でありますように。
そんな想いを込めて、
新生活のお祝いも兼ねた品物をセレクトしました。
「安心できる居場所」づくりの最初の一歩を
つくることができたら幸いです。
—取り組んだ感想を教えてください。
これって備蓄品にもなるんだ！
こういう備蓄品も必要なんだ！
など、私自身もたくさんの気づきがありました。
因みにマンションでは
「自宅避難」が基本ということをご存知でしょうか
私もこれまで知らずに驚きました！
ボックスのデザインも、
チェックリストもすべてこだわりぬいて作りました。
普段から防災を意識することが生活の一部となり、
コスモスイニシアの住まいで、
これから始まる新生活を、ずっと安心して
お過ごしいただけたら嬉しいです。
—（お客様や読んでくださっている方に）伝えたいことはありますか？
防災備蓄品は
その人の世帯・住まい・環境、様々な条件で人それぞれです。
今回のプレゼントは、あくまでも新しいお住まいで
「もしものときに備えるためのきっかけ」です。
「自宅避難」を想定したときに、
見た目がおしゃれな備蓄品や、美味しい備蓄食で
「もしものときに備えておく」
ことをご自身で無理なく続けていただければいいなと思っています。
＜株式会社KOKUAについて＞
今回一緒に取り組んでいる株式会社KOKUAは、
「人々が自然と防災に取り組める社会をつくる」を掲げ、
防災サービスの企画開発、社会問題に関する
教育研修サービスを提供する会社です。
オリジナルギフトボックスの制作を共同で行いました。
＜担当者の紹介＞
古田白峰
入社8年目。
新築マンション販売、中古マンション仲介、
リノベーションマンション販売を経験し、
その後ESGの取り組みを専任として活動。
伊藤祥子
入社11年目。
区分リノベーションマンションの商品企画を行っている。
田脇みさき
入社9年目。
住まいの総合ギャラリーイニシアラウンジ三田で
価値創造に向けたチームマネジメントを行っている。
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