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統計検定2級に88点で合格しました!(優秀成績賞)

はじめに

はじめまして。コスモスと申します。
12/15(日)に統計検定2級を受験し、88点で合格できました。
結果は以下になります。

*2025/1/9 追記
優秀成績賞をいただきました。

今回は、統計検定2級の合格体験記を記事にまとめたいと思います。
勉強時間や使用した参考書、その活用方法などを紹介していきます。

受験前のスペック

まず、統計検定2級の受験前の私のスペックについて簡単に紹介します。

・国立大数学科卒のシステムエンジニア(1年目)
・大学で統計学を履修(区間推定など、統計検定2級の範囲の一部)
・数検準1級に合格済み(2023年10月に取得)

勉強時間

勉強時間は60~70時間程度だと思います。
期間は1~2か月程度になります。
平日は1時間、休日は3時間程度を統計検定2級の勉強に費やしました。
※他の資格(情報処理安全確保支援士)と並行して勉強していました。

使用した教材と活用方法

①公式テキスト『統計学基礎』(1周)

1冊目は、日本統計学会公式認定のテキストです。
統計検定2級の範囲が網羅されています。

こちらのテキストは1周しました。
公式を丸暗記するのではなく、(なるべく)導出過程を理解するように心掛けました。(難解な箇所は丸暗記で乗り切った場面もあります)
導出過程を紙に書いて、自分の手で計算することで理解が深まりました。
後述する「とけたろうチャンネル」さんの講座も活用することで、更に理解が深まりました。
また、各章の章末問題を解いて理解度を確認しました。

このテキストは式がやや難解ですので、初学者や数学が苦手な方にとっては、以下に示す参考書を活用した方が良いかもしれません。

②『公式問題集』(3周程度)

2冊目は、CBT方式に対応している公式問題集です。

こちらは、公式テキストを1周してから、3周解きました。
1周目は、頭から順番に全問題を解きました。
2周目は、1周目で不正解だった問題や、怪しかった問題(偶然正解だった問題)に絞って解きました。
3周目は、2周目で不正解だった問題に絞って解きました。
※自信を持って正解できた問題は、解き直す必要はありません。

試験1週間前には、後半にある「模擬テスト」で実践力を養いました。

③とけたろうさんのYouTubeチャンネル

とけたろうさんの「統計検定2級講座」を活用しました。
無料とは思えないほどのクオリティで、分かりやすく解説されています。
オススメのチャンネルです。
通勤時間などのスキマ時間に視聴していました。

④ヨビノリたくみさんのYouTubeチャンネル

ヨビノリたくみさんの「確率統計」の連続講義を活用しました。
区間推定や検定について分かりやすく解説されています。
たくみさんには学生時代からお世話になっています。
こちらもオススメのチャンネルです。

⑤電卓

電卓は、CASIO製の「ND-26S」を使用しました。
やや高額ですが、使いやすく、タッチもしやすいです。
統計検定2級は、電卓が持ち込み可ですので、1台は持っておきたいです。
※関数電卓等は使用できません。

試験当日の注意点や立ち回り

受付時間が10分程度と時間に余裕がないため、早めに会場入りしました。
CBT方式ですので、パソコンを使って受験します。
試験前に計算用紙やペン、各種確率分布表が配布されます。計算用紙が足りなくなった場合は追加で貰えます。電卓は必ず持参しましょう。

試験時間は90分です。問題数は35問程度ですので、1問あたり2分半程度で解きます。時間的余裕はないため、分かる問題から解くようにしました。
そして、最後の5分間は見直しの時間に活用しました。
択一式(4択 or 5択)ですので、選択ミスがないか等を確認しました。
試験が終了すると、その場で試験結果が表示されます。
88点(100点満点)で合格することができました。

おわりに

統計検定2級は、合格率が例年40~50%程度だと言われています。
大学1~2年レベルまでの統計数学(区間推定や検定など)が出題範囲に含まれるため、しっかりと対策する必要があると思います。
また、過去問の再出題はありませんが、類題が多く登場しますので、過去問(公式問題集)を繰り返し学習することが合格への近道だと思います。

今後は統計検定準1級の取得も目指したいと思います。
この記事が、今後統計検定2級を受験される方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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