そうだ!家で仕事をしよう
時間がいくらあっても
自分で使える自由なお金がなければ
好きなことはやりづらい
夫の稼いだお金を使うことはどうも気がひけるのです
家で1人でのんびりしているのも悪い気がしてしまって退職金を元手にして何か新しく仕事を始めようと思いたちました
そこで目についたのが学研教室の指導者募集の広告です
週2回 夕方の2時間 だけ
最初はそんなイメージでした
"やってみよう"
そう決めるとすぐ事務局に連絡し、翌週にはテストを受けにいきました
そこからはレポート提出や開業準備です
確かフランチャイズ契約に50000円くらいかかったかな
始めたのは玄関横の6畳の和室
看板、机、有料備品、文房具など必要なものを購入するのにも結構かかったけれど、私が一番負担を感じたのは新聞折り込みのチラシでした
事務局のマネージャーさんと相談するのですがそれが何千枚単位で初めは驚きました
チラシ代は少しの補助が出るもののほとんどが指導者負担です
働きに出れば少なくとも確実に収入がありますが 個人事業主という形なので収入どころかマイナスからのスタートになるんですね
世間知らずだった私はやってみて初めてその厳しさを知りました
教員だった時には当たり前のように新学期には目の前に30人ほどの生徒がいましたが
自分で塾をやるためには自分で1人から生徒を獲得していかないといけないんです
嫌な仕事でしたがやってみるしかない
新聞折り込みの他にも学校や保育園の前で手渡しでチラシを配布したりポスティングもしました
学研教室の研修会にいくと話題は生徒募集のことが多かったように思います
私の場合、長男がちょうど入学前だったことで興味をもってくださるかたが身近にいて"小学校入学準備"にと友達が10人ほど入ってくれ、教室を始めることができました
つづく
↓庭の多肉植物が紅葉して可愛いです