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戦場ヶ原であいましょう
戦場ヶ原って行ったことあります?
歴史に疎い私は、戦いといえば源氏しかでてこない。しかも関ヶ原の戦いしかででこない。
関ヶ原の戦いは徳川家康だし、源氏と言えば壇ノ浦の戦いらしい。壇ノ浦の響きだけはここち良くて覚えている。(疎い疎くないではなく、義務教育の話)でも、戦場ヶ原は全く関係なかった。
戦場ヶ原は、神様の闘いだったんですね。
昔、男体山の神と赤城山の神が、美しい中禅寺湖を自分の領土にしようと、大蛇と大ムカデに姿を変え、激しい争奪戦を繰りひろげた。(とちぎ豆知識「とちぎの伝説」戦場ヶ原の由来)
それがとてもしっくりくるような場所だった。
全てが死んでいるようでいて、根を張る大地からとてつもない生命力を感じる場所。
この気持ちをあらわす言葉はなんだろう。
なんと表現すればいいのかわからないけれど、なにかを感じる。なにか。
言葉にする必要もない、ただそこにあるもの。
なのかも知れない。
そんな「なにか」の話。
-消えてなくなる影
あなたを想うほど 強くはないから
どうかここであいましょう
芽吹く命の音は聞こえない
ただ 枯れないように 咲かないように
風も吹かぬこの場所なら きっと 消えないから...-