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出逢いたい景色

朝、夢から醒めて。
あー、あの場所はどこだったかなあ。と必死に記憶を手繰り寄せることがある。
あそこのあの感じ、ああ、なんだろうなあ。 
懐かしい場所だったとか、綺麗な場所だった、とかではないんだけれど、あれはどこだったのか思い出したい。でも夢だから、
現実には存在しないと理解するとさみしい気持ちになる。それは何故なんだろう。
景色というより感覚かなあ。記憶しておこうとすればするほど、さーっと消えていく。

自分の夢の中だから居心地が良いのかな。

もし仮に、夢でみた場所と似ている場所を見つけたとしたら、どうなんだろう。探していたものが見つかった!と思えるのかな。でもそうならないんだろうな。
旅行雑誌を見て、ここ行きたい、あそこも行きたいとキラキラしてたのに、実際訪れてみると良いんだけど素敵なんだけど、何か違う、あの感覚に陥ると思う。

いつかその景色がどこかでピッタリと合う日が来るのかな。
それが知りたくて、旅している気がする。

記憶のきろく。


のらりくらり旅。


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