10/24 玖寿乱舞音曲祭 大阪楽 にっかり青江と松井江の手合せを見ての感想文及び考察
※配信でサラッと一回見ただけ
青江担の友達のために細川派閥に属してる私が捧げる感想文です。
当日現場にいたもちぱんさん(@mcpn17)から10/24大阪楽での手合わせについて感想文のリクエストがあり、今回もちぱんさんの許可も頂いたのでLINEで送ったメモ帳をそのままコピペ&その後の会話で発生した補足など加筆したものをnoteに残します。
また青江担の友人に宛てての感想文なので、蛇足過ぎる話題が多いと思います。あらかじめご了承ください🙇♀️
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※これはあくまでも私の意見感想であり、史実の確認が正確では無い可能性があります。
(書く度に調べてはいるのですが、歴史苦手人間なのでとても自信が無い)
また刀剣破壊セリフもありますので、その点ご了承ください。
10月24日 乱舞音曲祭 大阪楽の手合わせについて語る前に……
まず松井江とはどんな刀なのかを話させてください。
松井江の元の主は松井興長(まついおきなが)氏は細川家の重臣で忠興様の娘を嫁がせるくらい覚えめでたい人物です。
その由縁もあって刀剣乱舞では細川組として分けられています。忠興の曾孫である3代肥後熊本藩主 細川綱利氏に「民草のためにも無駄遣いはよしなさい(意訳)」という5メートルにも及ぶお手紙を出してるのは界隈では有名な話
刀剣乱舞で歌仙兼定が頭の上がらない刀のうちの一振だと思ってる(もう一振は古今伝授の太刀)
・なぜ瀉血、血にこだわるのか
それは松井興長が島原の乱に参戦した島原の乱が彼を構成する重要なファクターだからだと思われます。
松倉氏の弾圧・重政がキリシタンおよび農民に辛く代官を殺害するに至った事件がきっかけとなり一揆勢が大軍勢となったのでした。(ここはパライソでもやったポインツ☝️)
しかし、対話で解決ではなく幕府が組織した討伐軍に一揆勢は殲滅されるのでした。
きっかけが代官の死でしたが、結果大量の一揆勢が犠牲になり、一揆勢の数多の血で代官の1滴の血を洗う戦となりました。
なお「血で血を洗う」は松井江の一騎打ちのセリフにもあります。
松井江は島原の乱で使われたという逸話はありませんが、興長氏は沢山の血が流れることを見たり浴びてきたのではと思います。
興長氏は忠興様に仕えていたので数々の戦も経験し、玉様の死もそれによる忠興様の反応も知っていたはずです。戦とは酷く悲しいことを知っているはずです。松井江が使われてはいなくとも主の思いが募り重なり知識としての記憶があるのではと思います。
さて最初のなぜ松井江は血にこだわるのかという話題に戻りましょう。
多分ですが興長氏が島原の乱や戦の経験、これらの後悔や罪の意識などの思いが松井江にも宿っているのではないでしょうか。
松井江の破壊のセリフに
「これでいい…僕の血を全て捧げよう…許されるはずもないが」とあります。
つまり血を捧げることは彼にとって贖罪なのです。血=罪とするならば、瀉血は贖罪または罪の意識を自分から出したいという認識なのかもしれません。江だけに業を背負いすぎだオラッ
さて本題の今回にっかり青江との手合わせの考察についてですが、配信をさらっと見るだけだったので記憶解釈改ざんであったら申し訳ない。
松井江とにっかり青江との共通点として
・血に関するセリフがある(原案刀剣乱舞ONLINE上)
・自分が傷つくことはある程度因果があるからしょうがないという意識がある。
のことも踏まえてミュ青江がミュ松井江に自分近いものを感じている節があるなと感じました。
松井江の柔らかくてあまり人に触れられて欲しくないところに布1枚かけて何事もないように見せていたところを乱暴に見えるけどもその布を取ろうとしてる年長者の青江の図
それがあの手合わせかな……と
松井江、理解者は豊前ではあるんだけど、豊前は見守ったり背中を押したりしてあくまでも松井江の自主性を大事にしてる感じで、今回の青江は松井江の本音を少しでも引き出そうとしてるのかな?
だから基本松井の剣筋を受ける、流すという立ち回りだったのかも。
(私が思う豊前の見守る姿勢というのは、松井をしっかりサポートを出来るが自分が尽力することにより松井の物語の一遍を奪ってしまうかもしれないと1歩引いて見守ってるという認識です。
逸話が少ないからこそ、器に余白・余力があるのでこぼれ落ちた物語を吸収してしまうから1歩引いてるのかな…と。でっかい器だからこそみんなに膝強請られたりするのかも。と豊前語りについてはここまでにしておいて…)
お互いの喉元に刃を当てた時もわざと挑発、煽るようなセリフの青江
うーーんここまでのポーズ、立ち回り
もしかしてこの時、青江が水鏡のように松井をあえて写した姿言動なのかも🤔
多分松井江も自分が無意識のように「血」を連呼するのは「贖罪」なのかそれとも自分の「趣味」なのか分からずある程度グチャってるんだろうな…自分なのに自分が分からなくなってきてグチャとしてる感じ。
乱暴だけど似たような境遇(パライソでの島原の乱、単騎での伏見城の語り どちらも傍観者としての立ち位置)があり、年長者として乱暴になるかもしれないけど松井江とは己とはなんぞやをちゃんと言ってくれたのが今回の青江なのかもしれない。
まぁあとは細川家の関連する記憶何かしら封印されてるのかもね……その因果なのか松井江の内包するものが崩れ始めてるのかなと。これは私の妄想ですが…
さてさてもちぱんさんからリクエストを受けた問題の終盤の瀉血を持ちかけられた青江が真顔で去る件について、いくつか考察はあるんですが
①ただ単に瀉血が嫌だった
→これだったら、青江の真顔に疑問を抱く。この程度なら笑って誤魔化しそう
②青江が自分も贖罪したいのかと勘違いされたから
→私は青江担では無いので彼がどれくらいの思い・逸話・業を抱えてるのか分からない。青江は自分のことを許せないことがどれくらいあるのかも分からないので判断出来兼ねるが、真顔は怒りにも見える
③青江が松井江の業を垣間見てしまったから
→幽霊さんと共に居たことにより、スピリチュアル方面にもある程度強いと予想する青江。松井と刃を交えてコミニュケーションを取るために、チャンネルを近くしたことにより松井の地獄の釜の蓋がパカァしやすく青江が覗いてみたらそこには3万7000人の血の海が広がっていましたとさ🩸というように青江が思ってるより業が根深すぎて「ああ、これは僕の手に負えない」って感じで一瞬で手を引いた感じもある
で…ここが一番の考察というより妄想なんですけど
④嬉々として「あなたなら瀉血の良さを分かってくれると思ってたんだ!」の表情と言動があまりにも歌仙兼定を彷彿とさせたから
青江は絶対初期からいると思われる勢だし例の件も知ってるはず。当時の本丸の面々は口を封じそれぞれに痛みと思いを抱いていたと思うし、後から入ってきた男士達に伝えもせず、あるいは記憶封じ等をして空いたピースをどんどん別のもので埋めていたのに刀ミュ世界線で歌仙兼定出会ってるはずもない松井の「瀉血の良さを~」が歌仙兼定を思わせるのなら中々くるものがある。
だって歌仙兼定「君もこの歌の良さが分かると思ってたんだ!」と食い気味に言いそうじゃないですか?
松井は知らないんだよ歌仙兼定のこと、知らないはずなのに…なんでか感じるんだよ松井から歌仙兼定のことを
そんなんさぁ…虚をつかれて真顔にもなってしまう…
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以上がもちぱんさんへ投げた感想文(+改稿)になります。
久しぶりに長い考察感想文を書きましたね…
公衆に出す用ではなく口語、語りかけの文章でしたので読みづらかった部分もあると思います。
さてこれをLINEで投げたあとの反応がこちら
問わず語り、名曲故万能すぎて刀ミュのことに思いを馳せる時必ず脳内に流れて自然と泣いてしまう。誰かのための曲かもしれないけど、誰のものでもない曲。
もちぱんさんとは長くお付き合いがあり(とうらぶきっかけだけど早9年)私が歌仙兼定に狂い、異常にアグレッシブになることを結構ご存知な人なのでありがたく(?)も最後に歌仙兼定に関する妄想をつけさせて頂きました。
彼女は私がミュのストーリーに様々なリアクションをする度に背中を摩ってくれる1人なので多分許してくれると思って書いた節もあります。
昔から物語のタラレバやその後を考えるなら…ということに対してややメリバ傾向の話を考えやすい私なので④の妄想が文章の形をとりました。
辛いことは考えたくないけど、推しが出るためなら致し方なし!この辛酸舐めて見せようぞ!的なことはあります。現状のミュのストーリーからしてハッピーな感じでの登場は信じられませんしね。
今回の音曲祭、陸奥一蓮、花影揺れる砥水、江水散花雪で色々思うところはあります。
でも、どうかこの本丸が大団円を迎え誰かの心が救われますように。そう願うばかりです。