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ジャパレスの面接日に門前払いされた話

私はホテルのリセプションのお仕事を退職し、その後色々とCVを送っていましたが1, 2ヶ月経ってもなかなか連絡が来ないので、本命が見つかるまでアルバイトでもいいから行動せねばと思い、あるジャパニーズレストランへ応募をかけていました。もう諦めかけていましたが、その3週間後メールがきて、面接のあとトライアルということになりました。
※ちなみにアルバイトは中途半端に辞めたくなかったので本当は応募はしたくなかったんですが、そんなこと考えていても、いつ本命の仕事に辿り着けるかもわからないし貯金も少なくなっていく一方だったので最終手段として決めていました。



余裕を持って家を出てロンドンの中心に向かいます。予定の5時になり、言われた通りシャッターの掛かったお店の前で待っていたのですが、数分後店のオーナーが私に向かって来て言いました。「あなたは5時ピッタリに来た。申し訳ないけど今日は面接できない」

一部始終はっきりとは覚えていませんが、最終的にこう言われたんです。そして私は言い返しました。
「でも約束の5時に来たんですが。」

そして小さな口論になって、そういうのなら分かったと言い返し、すぐに来た方向へ引き戻すことになりました。バスに乗りながら、ずっと理解できずこの時間と交通費用の£10を無駄にしたのに憤りを感じていました。まあ確かに5時ピッタリに来たのも悪かったけどここまでしなくても、、とは思っていました。(通勤ラッシュの時間帯でもありバスが予定より遅く運行していました)


数時間後、店のオーナーからメールで長文が来ました。

『時間を守らない多くのスタッフがいた経験が沢山ありました。私は何年も前に面接に間に合わない人がいた場合、それは危険信号のサインで続行すべきではないと決めていました。あなたは5時に来たと言いましたが私は「5時に面接ができるよう時間に余裕を持ってきてください」と言いました。監視カメラを見ると17:01に到着したことがビデオでわかります。今後の参考のために言いますが、面接をするときは5, 10分前には来るのがもっともでしょう。今日は気分を悪くさせてしまってごめんなさい。けれど友好的な精神で受け止めていただければ幸いです。就職活動に大いに役立ちます。』


と来たのでメールを見返してみると"Please arrive in good time to start the interview at 5pm"と書かれてしました。これは完全に私のケアレスミスだ、、5時というワードに気を取られていました。それでもちょっとこれは厳しくないのかなあとも感じていました。特にイギリスのカルチャーでは緩いですし。


確かにこれがわかっていれば予定時刻前にお店に着く予定であったはずのバスが遅くなったことも連絡していましたし、早く来すぎても開店時間までのスタッフたちの邪魔をしてしまいたくなかったので、5時ぴったりでもそんなに気にしなくてもいいやとは思っていました。そして場所がわからず、店を通り過ぎ引き戻して来たのでこんな中途半端な時間にもなってしまいました。もちろん交通機関の遅れ以外、決して前職では遅刻したことがないので、その場で危険フラグだと思われたのはショックでした。ただその場で話していれば分かり合えたのかもしれません。これらの理由も全て含め、メールに返信しました。


当店を調べてみると、オーナーは日本にインスパイヤされて、そして日本で食について学び、イギリス人として頑張って経営して来たのだそう。そしてそのオーナーからはお店に対する情熱というものを非常に感じました。
なのでそれを含めて考えると、軽率だったかもしれないなと最終的には反省です。
店の前で門前払いされたのも、別に失礼な言い方はせず申し訳なさそうに言っていましたし、メールも丁寧に返してくれました。
なのでこのような形になってしまっても人生の学びとして知れたので結果オーライです。ただイギリスの交通機関どうにかしてくれ!

面接を断られたお話だけでこんな長々と書いてしまいました笑

今後、面接がある場合は10分前に訪問することを念頭に入れ、就職活動に励んで行きたいと思います!

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