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盾焼却時 S・トリガー確率表 (青単キリエのための)【デュエプレ】

はじめに

 こんにちは。宇宙美刃コスモビューティーです。今シーズンになってから青単キリエで楽しく遊んでいます。(無事マスター到達)

 ランクマッチを潜る間、いろいろな形のキリエを試したのですが、自分にとってしっくりきたのは4コスとしてラストを採用し、盾を山に送る攻めに寄せたキリエでした。

ターン終了時に戻ってきちゃうけど盾を1枚焼却できる

 このようなラスト型キリエを使うにあたり大切になるのは、S・トリガーとの向き合い方です。デッキに何枚S・トリガーが入っていると大体何枚踏むのかは是非とも知っておきたい情報です。
 調べてみるとインターネット上には盾5枚のときの確率表のみがありました(確率表 - デュエル・マスターズ Wiki (dmwiki.net))。しかし私が欲しいのはラストで盾を山に送ったときの残り3 or 4枚の盾にあるS・トリガーの確率です。そこで、自分のためと将来ラスト型のキリエを使う人のため、盾焼却を行った際のトリガー確率を求めておくことにしました。

 この記事では、まず確率表、次に私が使っている構築、キリエでよくある殴り方といった感じで紹介していこうと思います。
 参考になれば幸いです。


確率表

 表の見方は確率表 - デュエル・マスターズ Wiki (dmwiki.net)と同様です。
最左列がデッキに投入されているシールドトリガーの枚数で、最上列の1/5のような数字はシールド5枚中1枚がS・トリガーという意味です。

盾5枚(焼却0枚)

最近盾5枚だと2枚は踏んでる気がする。

盾4枚(焼却1枚)

ラストが1枚絡んだとき。非常に良くある。

盾3枚(焼却2枚)

ラストが2枚からむ。珍し目なパターン。

使ったデッキ構築

NDプールでの構築
無事マスター到達!

 下の方によくある立ち回り例を記載しているので使う人も使われる人もぜひ見ていってください。

細かいポイント

 ラストはジェイスやアリスとは違い山にカードを戻せないため、重要なパーツであるトンプウは最大枚数採用しています。

 シリンダはビート対面やブロッカーの突破、リソース稼ぎなどとても役に経ってくれました。プラチナ1までは2枚入れていました。

 水瓶は2コスの手打ち除去として、ガイラオウや永久龍を超えるのに役にたってくれました。1枚だと引けなかったので2枚です。

 パラダイスアロマは途中まで3でしたがシリンダを1枚減らし4にしました。0コストで無限の可能性を生み出せます。

 ニコルボーラスは本当は2枚入れたかったですが、枠がなく1枚採用。結構使うので1/8で盾に落ちないよう毎回祈りを捧げています。

すごくよくある殴り方

 盤面の画像の作成には デュエプレ盤面ジェネレータ を用いました。
 各節の最初についている "235" のような数字は盤面に並んでいるクリーチャーのコストの事です。

235 1枚焼却 1ブースト リーサル

 最もよくある殴り方。手札にエボリューターとトンプウが帰ってきて1ドローもあるため、その後も戦いやすい。

最もよくある盤面
プラーヤで勇気の1点(残り盾4)
2コスで1点行くとき3を砕きトンプウ グリーネ設置(残り盾3)
キリエで殴る時トンプウを砕き7, レッドゥルでSA化 (残り盾1)
7で殴る時、2を砕きラストを出す。ラス盾を山送りにしリーサル

235 バウンス時間稼ぎ & ニコルボーラスへのつなぎ

 盤面勝負になる対面で行う。後攻だと効果がいまいちなことが多い。先行で行うか事故っている相手に有効。

先程と同じ場面。リソースを大事にしたいときに行う
3で一点行くとき2を砕きラスト。プラーヤでキリエを探索していた場合、自分の盾を入れ替えると盾クロックの確率があがる。
キリエで殴る時4を割りMAS。エビデゴラスを設置し長期戦への姿勢

245 or 345 バウンス & ニコルボーラス

 同じく盤面勝負の対面で行う。サムライやメカオーに刺さる。凄く気持ちいい。

マイパッドが偉い盤面
キリエで殴る時4を6に。MAS効果でバウンスをする。
キリエ2点で踏んだらまずい時はマイパッド1点から
マイパッドで殴る時6を8に。ニコルボーラスでハンデスし相手の次のターンの手札は2枚

253 1焼却リーサル

 後攻4ターン目、相手の動きが良く、どうしても試合を決めに行きたい時に行う。捨て身の殴り方。

上下逆のアロマは召喚酔い。キリエが居るとG0になる
2コス1点、アロマをトンプウにしSA化(盾4枚)
トンプウ1点、2をラストにし1焼却(盾2枚)
キリエ2点。トンプウを7にしSA化(盾0枚)
ダイレクト。決まらなかった場合、マナ4でその後の動きが辛い。

253 1ブースト or 1フリーズ リーサル (エビデゴラスを立てるのもあり)

 先程と同じ盤面だが、その後のリソースを大切にしたゆっくりとした殴り方。どのドラグハートを出すか考えたい。

アロマには無限の可能性
2コス1点、アロマをトンプウにしホワイティで相手の盤面を寝かせる。
ホワイティでなくグリーネを立てるとキリエのマナ武装が達成でき、手札にSAを抱えることができる (盾4枚)
キリエで2点または寝ているクリーチャーをトンカチする時にトンプウを7に変換。
7はレッドゥルかエビデゴラスを立てる。(キリエ2点なら盾2枚)
レッドゥルをつけていた場合、7で2点行くときキリエを7に変換 (盾0枚)
ダイレクトアタック

335 後ろ2点単体除去トリケア リーサル

 後ろの2点だけ単体除去トリガーをケアできる。あまり強い動きではない。

軽減が絡まないとなりがち
3で1点行くとき割らず。 (盾4枚)
もう片方の3で1点行くとき3をトンプウにしSA化(盾3枚)
トンプウ1点行くとき3をトンプウにしSA化(盾2枚)
キリエ2点行くとき寝ているトンプウを7にしSA化(盾0枚) あとはどちらかでダイレクト

2253 1トンカチ&1バウンス エビデゴラス付き

 盤面に軽減獣を並べる相手に強い。2面を処理し次のターンのニコルボーラスまで見据えることができる。

ここでも登場パラダイスアロマ。この盤面では手札がかなりカツカツになっている。
2で1点行くとき3をトンプウにしホワイティで1体タップ。ここだけ踏まないように祈る。
起きている2で自爆 (or 盾)に行くとき、寝ている2を4に変換。
キリエでフリーズしているクリーチャーに行くとき4を6に。MASでエビデゴラス設置 & バウンス

2225 2枚焼却リーサル

 色々とどうしようもないときに行うリーサル。通らないと負けがち。

マイパッドを2ターン目に出すと稀に訪れる盤面。
2で勇気の1点(盾4枚)
寝ている2を砕き4。ラスト1焼却(盾2枚)
キリエで2点行くとき寝ている2を砕き4。
ラストの焼却により盾が1枚になるので実際にキリエが割るのは1点。
ラストが山に残っていない場合に備え、キリエから殴る方が良い(最悪キリエで2枚割る)

さいごに

 使う前はキリエのことを攻め一辺倒なデッキだと思っていましたが使ってみて印象が変わりました。バウンス、ハンデス、リソース稼ぎ、フリーズなど色々なことができる柔軟なデッキでとても面白いので是非使って見てください。
 3t目レッゾは辛いです。

確率表を求めるのに使ったプログラム

 間違っていたらコメント下さい。

import numpy as np
import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt
from matplotlib import colors as mcolors
from scipy.stats import hypergeom
import os
import japanize_matplotlib


deck_num = 40
current_dir = os.getcwd()


def save_probability_table(shiled_num, filename):
    data = []

    for i in range(40, -1, -1):
        row = []
        expected_value = 0

        # shiled_num 枚中 k 枚の特定のカードが含まれる確率を計算
        for k in range(shiled_num, -1, -1):
            prob = hypergeom.pmf(k, deck_num, i, shiled_num) * 100  # パーセント表記
            row.append(f"{prob:.1f}")
            expected_value += k * prob / 100  # 期待値を計算

        row.append(f"{expected_value:.1f}")  # 期待値を追加
        data.append(row)

    # データフレームに変換して表形式で表示
    columns = [f'{i}/{shiled_num}' for i in range(shiled_num, -1, -1)] + ['期待値']
    df = pd.DataFrame(data, columns=columns, index=range(40, -1, -1))
    df.index.name = 'i'

    # 画像保存
    fig, ax = plt.subplots(figsize=(10, 12))
    ax.axis('tight')
    ax.axis('off')

    table = ax.table(cellText=df.values,
                     colLabels=df.columns,
                     rowLabels=df.index,
                     cellLoc='center',
                     loc='center')

    # 一行おきに色を付ける
    row_colors = [mcolors.to_rgba('lightgray') if i % 2 == 0 else mcolors.to_rgba(
        'white') for i in range(41)]
    for i in range(len(df)):
        for j in range(len(df.columns)):
            table[(i + 1, j)].set_facecolor(row_colors[i])

    # カラムラベルと行ラベルにも色を設定
    for i in range(len(df.columns)):
        table[(0, i)].set_facecolor(mcolors.to_rgba('lightblue'))

    for i in range(len(df.index)):
        table[(i + 1, -1)].set_facecolor(mcolors.to_rgba('lightblue'))

    table.auto_set_font_size(False)
    table.set_fontsize(10)
    table.scale(1.5, 1.5)

    # 画像を保存
    save_path = os.path.join(current_dir, filename)
    plt.savefig(save_path, bbox_inches='tight', dpi=300)
    plt.close()


# shiled_num=3, 4, 5 それぞれの表を保存
save_probability_table(3, 'prob_3.png')
save_probability_table(4, 'prob_4.png')
save_probability_table(5, 'prob_5.png')

print(f"shiled num = 3, 4, 5 の表が保存されました: {current_dir}")


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