反社会的勢力はなぜ日本に多く、増え続けるのか(9)

反社とヤクザの違い

反社とは反社会的な勢力のこと。ヤクザを含む。クルド人が埼玉県で起こしている問題が話題になりつつあるが、彼らもある意味では反社会的勢力かも知れない。

実は、反社もヤクザも明確な定義があるようでない。昨月までスタートアップの部類の会社に勤めていた知人に言わせると、その会社の社長は、いつも政府や官僚のやることに不満を呈していて、一時は裁判までやると言っていたそうだ。政府が反社だと言うのである。だが、自分自身は所在地を明らかにしないような生き方をしているようで、どちらが反社かわからない。しかも、その社長は、所謂、(質として)悪い中国人が経営する会社の役員もやっているらしい。

ここでの悪い中国人というのは中国共産党員のことではない。悪い事を中国でやって日本に逃げてきた人。なぜだか日本国籍をとっているなど、日本人に化けて(日本人になってしまったのだが)日本の法律の穴を突いて行動しようとしている人達だと聞いた。しかし、彼らは意外と日本に多く、彼らがいろんなところで土地を買いあさって、そこの場所では良い顔をしているらしい。そういう人達と仲が良いのだから、この社長はやはり反社なのかも知れない。

但し、いろいろな情報から考えると、反社とは、法律の網の目をくぐり悪い事をする人々、マネロンもその一つ。組織的にいじめをする人達。虐める相手は子供だけとは限らない。ある録音を聞かせて貰ったが、まあ耳障りの悪いような雰囲気である人を誹謗中傷していた。先月、その会社を辞めた人は普通の会話と思える時に録音をして、今もその録音を持っているのだから、何か恨みでもあるのだろう。また、このいじめというものはいろんなところに蔓延っていて、実は読者の周りにもいるかも知れない。

次に、ヤクザとは。第一に、指定暴力団の人々。第二に、東京の吉原は大阪の富田新地を芸術的に素晴らしいなどと言って、鼓舞する裏で、女性に売春を強いているような人々。ジャーナリストの仮面をかぶっている例もあるらしいから、騙されないように要注意だ。第三に、地元のチンピラを統率するような人々。良い人のように思うが、世間では堅気の人間とは扱われない。

ヤクザも反社もグループを持っていることが多い

グループというのは、企業舎弟のような人々で、経理も総務もそれそれをやる人々を抱えているということである。先ほどの、先月辞めた人の会社も、この半年で殆どの人材が入れ替わったらしい。

そうなると、取締役会も(儲けさえすればよい、見て見ぬふりをすれば良いということで)何も言わなくなり、以前書いたような、Aという名前で投資しておいて、知らないうちにBに株主の権利を譲渡しているような例になるという。一般論としても言えるらしい。

第三に、ここが判断の難しいところだが、親がヤクザか反社、または子供がヤクザか反社、で、そのヤクザでも反社でもない方がまともな稼業、例えば教育、医療、自衛隊への納入業者など、ということがあるらしいのだが、これを反社やヤクザとすべきかどうか。警察の判断をあおぐしかないが、過敏に反応すると、自分の身が危ないので気を付けなければならない。(警察から聞いた話のまた聞きの話だが)

グループというからには複数人がいるのだから、どこに誰が、見ている・聞いている、ということがあるかも知れないので、兎に角、要注意だ。壁に耳あり、障子に目あり、である。

反社やヤクザが相手にしない人物になろう

これらに共通することは、利益になると思えば、自分からアクセスすることが多いとい点だ。例えば、XなどのSMSで友たち申請をする、ということがあるにも拘わらず、相手からきた場合には非常に慎重に対応する点らしい。自分が悪者なのだから、相手も悪者と考えるのは普通のことかも知れないが。

不思議な事に、反社やヤクザの周りには、反社やヤクザが集まる。先ほどの、先月辞めた人がいた会社の例もそうらしい。よく、上手く辞められたものだと感じる。スタートアップにはストックオプションがつきものだが、ストックオプションを放棄するなどしたのだろうか。

あとは、相手から馬鹿にされるのが最適な行動だ。所詮、相手はどんなにメディアやウェブで有名であったとしても、十万人のフォロワーを持っている訳でもないだろうから、そういう輩に馬鹿にされても何の問題もない。委託もかゆくもないことを知っておくべきだろう。反社もヤクザも自分達がやったことで非難をされることを避けたい筈。

むしろ、相手もさるもので、こういう時のために、当局者、という人を仲間に入れている事が多い。ところが、それは当局者ではなく、当局に出向したことがある、または当局と言われる組織の食堂で働いたことがある、という程度の場合が多い。従って、こういう人が出てきたら、確りを確認をしよう。こういう輩に騙されてはいかない。

相手にされないようにするには、警察との関係が深い、ということをにおわせることも大切だ。但し、反社もヤクザも、ある意味では警察と近い存在であり、意外と情報を持っていると聞く。しかも、先ほどのグループの場合は、自分が反社なのに、別の反社の行動を警察に告げたりしているのだから、偽装した相手に注意をするのは難しい。要注意なのは事実だが、最後は警察は助けてくれる筈だ。


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