掌編短編カラオケ秋葉ぬけがらツイキャスとナンスブーム(2020年9月まとめ)
9月のあたまか8月の末らへんに掌編・短編を書くともの書きとしてレベルアップが甚だしいとツイッターで聞いて、ご存知の通り僕はトゥイッターで聞いた事をほうほうなるほどなるほどと鵜呑みにしがちな性格であるのだから、さっそく掌編・短編を書いてもの書きとしてレベルアップしてやろうと企んだ。
掌編や短編を書くといいらしいときいて
ご存知の通り、いやご存知じゃ全然無いかも知れないけど、僕はwebの片隅で小説を載せるタイプの人間である。である、とか簡単に書いちゃう男である。先月などは角川武蔵野文学賞に応募する為に一人居酒屋でコツコツともの書きムーブをキめてやった。そのようにして中間落ちた。やむを得ない。近頃「江戸川台ルーペはノーサンキュー」と言われる事に着々と慣れつつある。ふん。だからこうしてホームであるカクヨムの近況ノートではなく、拗ねてここnoteに一ヶ月のまとめをしたためておる訳でありますファッキンシッツ。あ、失敬失敬。ホーリーシッツ。あ、写真が載せられるからnoteに書いてるだけです。他意はないゴートゥーヘル。他意あるじゃん。すげーあるじゃん。アゼルバイジャン。
とにかく、掌編・短編を書けばチカラ漲ると聞いたので、そういえば僕、コンテストとかにばっかり書いてて純粋に自分が書いて楽しむ的な小説を書いていなかったな、と思ったので、【空中バナナ】という掌編を書いた。ペンギン二匹が空中に浮いているバナナを見物しにいくお話です。書いててとても楽しかった。これだよこれ、と思って、嬉しかった。ちゃんと書けましたよ総統! ハイル! 小説へのリンクは最後に貼るので、そう欲しがるんじゃないよ奥さん。あ、待ってブラバしないで! 奥さん! ほら! おじさんの空中黒バナナ! ほら!!(最悪)
次に短編【新幹線の車窓から】を書いたのだけど、結局三日で書くつもりが十五日くらい掛かってしまった。でも9月中に書けたから良しとしたい。僕はすごく気に入っているのだけど、まあ色々アレです。良いんだ、それで。
夏川椎菜ブーム到来
写真はナンスを変換して候補にヤクホが出てる写真。
僕が応援しているTrySailのメンバー夏川椎菜ことナンスが書いた小説「ぬけがら」のレビューをnoteで書いて公開した。半月くらい掛けて書いたやつなので、なかなかの力作レビューであります。リアフレかつTrySailファンの高野ザンクと月末あたりに「ぬけがら」の感想ツイキャスをする予定で、それをやってから公開しようと思っていたのだけど(話す事がなくなっちゃうから)、どうも事前の打ち合わせでザンクと僕の熱量に差があるような気がしたので、とっとと完成させて公開しちゃう事にした。僕の迸るぬけがら熱を感じたザンクさんは、きっちりと読み返して、ツイキャスでは僕より良い感じの感想を述べていらっしゃいました。僕は言いたい事をあらかた書いちゃったから既にお腹がいっぱいで、おおむね菩薩のように聞いてるしかなかった。いや、ちゃんと言う事は言った。でも目の前にナンスがいたら「勝者、高野ザンク!」って言って投げピョとかしてくれたかも知れん。ジェラシーだ。本当にジェラシーだ。(記事末尾に僕が書いたレビュー記事のリンクを貼るけど、ツイキャスの様子はYouTubeにアップして記事内に埋め込み済みなので、興味があれば是非)
と、しょうもない事ばっかり言ってしまったけれど、本当に「ぬけがら」は良かった。写真集が二度も三度も美味しくなっちゃうアイディア商品。トラセファンのみんなちゃんは必ず買うべきだと思っております。ぜひ、写真集と一緒にね!
初一人焼肉
人は一人で生まれそして一人で死んでいくのだから、焼肉だって一人で食べるべきだと僕は思いましたインザシティー。なので、誕生日に昔からの憧れ「一人焼肉食べ放題ムーブ」をキメてやりました。これは歴史的第一歩なのです。
一人焼肉をやってるオジさんを初めて観測したのはいつ頃だっただろうか。おそらく二十二か三くらいの青二才でした。すたみな太郎という、デブはみんなここでお肉と寿司とアイスクリームを食べて大きく育つ牧場あるいは故郷みたいなところで、そのオジさんは6人掛けの大きなテーブルで一人肉を焼いていました。僕は友達と行っていたので、その姿は異様に思えました。焼肉って、みんなとワイワイして食べるものなんじゃないの?
「カッコいいよな」
「え?」
僕は耳を疑いました。だって、一人で焼肉を楽しむオジさんは孤独で、可哀想に見えたのです。カッコいいと言ったのは僕より5歳上の当時師匠と慕う男性でした。
「俺もいつか一人で焼肉を食べたい」
「なぜ? みんなと食べた方が楽しくないですか?」
その後どんな会話をしたのか忘れてしまいましたが、そのようにして僕の脳には「一人で焼肉は憧れ」という風に刷り込まれてしまったのでした。当時の師匠が言った事だからね。仕方がないね。それは決別した後も粘度の高い鼻くそみたいに脳裏にこびり付いていたのであります。
だから、憧れの一人焼肉が出来て、嬉しかった。
外は雨が降っていて、窓の外を見ながら、時に周囲の家族や友人達のざわめきに耳を傾けながら、ゆっくりと網の上で肉を育てる喜びは格別でした。飲み放題もつけて、四杯生ジョッキをやってやった。整理券も1番で気持ちが良かった。ランチの開店前に並んだ甲斐があった。遊びじゃないんで。
意味がわからない? 僕も一人焼肉が持つ男心を刺激する神秘性の意味については分からない。でも、ひとつ歳を取るってそもそも意味が分からんから、分からん×分からんで、すごくよく分かる、という風にして煙に巻きたい。焼肉の話だけに。
PS4久しぶりに起動CODWW2、バイオゼロ購入
動画は僕の対戦ヘボプレイ。編集なしなので冗長で申し訳ない
PlayStation5の話題で持ちきりだけれど、僕が以前100円で買ったコールオブデューティーWW2というFPSが存外に楽しくて、ストーリーを全部終わらせた後(すごく面白かった)久しぶりにオンライン対戦に繰り出した。ルールは至って簡単、目標をセンターに入れてスイッチを繰り返せば勝ち。でも、人は歳をとる。たくさん死んで、ソウルジェムを久しぶりに濁らせてしまった。精神衛生上よろしくない。バイオゼロも安かったので買った。こちらは配信すると暴力レーティングに引っかかって、削除されてしまった。僕がオンラインの戦場で何度も死んでる方がよっぽど暴力的な表現な気がするけど、まぁ色々とあるのだろう。ゲームは楽しい。PS5に期待するのは起動の速さと熱・騒音の解決とPSVRの進化だ。楽しみだ。
【ティッシュを食べる】に公式レビューもらった
金のたまご企画ということで、登録をすれば300リワードや、公式ちゃんから小説にレビューをもらえたりする。僕はお金が大好きなので登録したところ、しっかりレビューを頂戴できてとても嬉しかった。結局「ルーペはいらない」と何度も言われたところで、公式様からヒョイと構ってもらえたら「でへへェ」の髭ギザギザドラえもん顔である。本当にチョロい。自分で自分にびっくりしてしまう。本当にありがとうございますカクヨム様。一生推し小説投稿サイトです。感謝。
とか言いつつ、言うてホウボウにレビュー書きまくりなんじゃろ?、と下衆い顔でほかのレビューを読んでみたら、結構ガッツリ小説4万文字とか8卍とか、そういうレベルのものにも目を通してレビューしていらっしゃったので、本当にすごいなと思いました。僕は気を使って4千文字くらいの素敵可憐かつほろ苦掌編をエントリーさせていただいたのだけれど。カクヨム戦士達に手加減という文字はない。ガチだ。僕も腹を決めて戦士にならなくてはならない。つまり、
カクヨムコン6どうする?
という事になる。昨年はずいぶん書いて疲れた。今年はどうしようかな、あの夜仮眠して、朝4時に起きて書くという不思議なサイクルを再びやるのかと思うと、ううむと唸ってしまう。上の方に書いた通り、文章を書き始めたらちゃんと楽しく書けたので、問題はないのだけど心配はある、というところで迷っている。本当に分からない。しばらく迷う事にする。
秋葉原のカラオケでツイキャスやった
夏川椎菜著ぬけがらについて感想を語り合うツイキャスを、秋葉原のカラオケ館で執り行った。カラオケ館はコロナの影響で室料が無料だったのです(結局たくさん飲み食いしたので、高くついてしまった気がする)おじさん二人がビールやオニオンリングを片手にぬけがらについて思い思いに語らせていただいた。とっても楽しかった。
というのは上にも書いたので、ここでは秋葉原の惨状について書きたい。僕がよくビートマニアをやっていた心のオアシスなゲームセンターが潰れてしまっていた。コロナのせいだ。そのゲーセンは雑居ビルの三階から六階くらいまでの、結構な規模なゲーセンであったのだけど、すっかり無くなっていた。エレベーターを待っている時に違和感があって、周囲をみたらゲーセンの名前がプレートから消えていた。こういうのはすごく悲しい。寂しい。友達の家に遊びに行ったら、約束をすっぽかされてひとり途方に暮れる感覚に近い。
大きなゲーセンHeyも、雨が降っていたとは言え閑散としていて、寂しかった。このままでは秋葉原が死んでしまうんじゃないかと、結構ガチで思った。何しろ外国人が居なさすぎる。彼らが買わないと、お店が困るんじゃなかろうか。特に駅前の大きないい場所が「閉店」のままだという事態が大変に不気味だ。少し暗い気持ちになってツイキャスに臨んでしまった。ナンスちゃんに申し訳ないと思っている。僕が暗くなったところで、別にどうという事でもないが。どこ中だコルァ(突然イキりだす中年)
ツイキャスは五月ぶりで、対面で話をするというのが楽しくて良かった。声だけだと間が掴めなくて同時に話し始めてしまったり、行間が読めなかったりする。
ザンクさんのiPhoneで録音した。ツイキャスを開始する前の緊張感はなかなかのものです。やはり、何となくおかしくて笑ってしまう。
キャスの前に本屋へ二人で行って、吟味に吟味を重ねた結果、重松清先生のルビィを買った。西尾維新になりそうだったけど、ギリ重松。二冊置いてある文庫という条件になると、わりと新しいめが候補になる。これから毎月一度、ツイキャスで課題読書について語る、というような事をやって行きたい。僕は感想を書くのはわりと得意な方かも知れないけれど、喋るとなると圧倒的に高野ザンクが上手い。脳の使ってる回路が違うんだろうな、とひしひしと感じる事になる。大変羨ましい。僕は時々キエー!とか大きな声を出して威嚇する事くらいしか出来ない。何なんだそれは。居なくていい奴なんじゃないのかそれは。そんな寂しいこと言うなよ。またキャスをする時はご報告しますので、気が向いたらぜひ聴いておくれくださいませよな!
代々木八幡宮へ行った
写真は境内の猫。自転車のおばちゃんが階段の下で猫達に餌をやりに来ていた。
「熊本くんの本棚」でお馴染みキタハラさんオススメの、かの有名なお詣りすれば小説家になれるパワースポットです。ビシッと行ってまいりました。カクヨムコン5の結果が出る前に一度行ったから、今回は二回目なので、もう迷わないで君に辿り着けた。浮遊する雫。祝福される朝。薄闇の霧。雨って事ですけれども。すげーザーザーぶりで意味が分からなかった。もっとも、夏川椎菜ぬけがら的省察となると、「こんな土砂降りの日にまでお詣りをするなんて、僕が小説家になりたいという思いは本物なのだ」という事になる。暇だったからだよ! などと大きな声では言えない。こういうのは気持ちの問題なのだと思う。周囲に観光客がいて、あんまり必死でお祈りすると「文筆家のすごい人」みたいに思われそうで軽く済ませた。自意識過剰でいずれ死ぬね、これは。絶対に死ぬね。本当は土下座さえ決めたかったくらいだぜ。駅前のラーメン屋の店構えは美味そうだったけど、うーんな感じでした。器は良かった。20世紀少年に出てくるラーメンの器を思い出した。
映画テネット見逃した
書きたくもないのだけど、朝10時45分開始を脳が11時45分と勘違いしていて、発券機の前で途方に暮れた。前日、ウキウキしながらサイトを通じて予約をしておいたのだ。自分で自分が信じられない。きっとこれは「言うてそんなに観たくなかったんだろ?」と思って、ユニクロで仕事用の秋のジャケットを買って帰った。美味いパン屋の前には子連れのお母さんがソーシャルディスタンスを保って並んでおり、そこに並ぶのも悪いような気がして、量販店でトマトチリカップラーメンBIGと蛍光灯と豆ソケットを買って帰った。電気を付け替えたら少し気分が良くなったのだけど、やはりムシャクシャして、書きかけの短編「新幹線の車窓から(下)」を書いた。途中、腹が減ってラーメンを作って食べて、書き終わったあとカクヨムで公開してビールを飲んだ。しばらく禁酒をしていたし、短編も書き終わった後なのでさぞかし美味いだろうと思ったけれど、そうでもなかった。もっと美味いはずなのに、と思いながら寝るまでに4本飲んだ。昨日の事だから詳細に書きすぎてしまった。
以下、観た映画やBDなど(アマプラ)
おススメは☆、クセありには◯
激動の昭和史沖縄決戦
アンナチュラル(TVドラマ)☆
見えない目撃者◯
ミッションアンダーカバー
検察側の罪人
七つの会議
そこのみにて光り輝く
天気の子BD
ジャーヘッド
今年もあと3ヶ月。
頑張って書こうね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
以下文章に出てきたリンク集
↓【掌編】空中バナナ 2,037文字
↓【短編】新幹線の車窓から 12,847文字
↓夏川椎菜作書籍版「ぬけがら」感想(ネタバレ有)
↓ 公式レビューをいただいた短編。