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初めてツイキャスをしたお話

時折思い出したようにnoteディスを繰り返すこのカクヨムコン5 エントリー作品宣伝noteも気が付けば折り返し地点である。noteはお洒落で自己啓発高めの男女がご自身のQOLを高める為に利用しているイメージがあって、僕みたいな堕落したweb小説で一発当てたい夢見る系おっさんがこういう文章を書いていたら

「もっと露出を増やしましょう」

「昨今のトレンドをどのように御作品に取り入れましたか」

「才能というのは続ける事で伸びるのです」

などと言われるのかなぁ、とドキドキしていたんですけど、全然平気みたいである。都会のようにしなやかに、軽やかに僕を一部として迎え入れてくれる。そんなnoteが大好きだ!(相手にされていない説)

先日、初めてツイキャスを配信した。

以前から物書きの間で「ツイキャス」というのが流行っていて、それがどういうものかというと、ほとんど生放送ラジオである。それが何と無料でできてしまう。すごいですよね。ビックリだ!

僕は小学生の頃からラジオっ子だったので、一人ラジオごっこをした事がある。これは胸に秘めていたやや黒い方のヒストリー(空から落ちてきたストーリーみたいに言うやん)なのでアレなんですけど、ラジオ好きの人は一度はやった事があると思う。ラジオジョッキーみたいな感じで、ラジカセのテープに音声を録音するっていう遊び。だいたい人はそこで「自分の認識している自分の声との違い」を理解するんじゃなかろうか。テープに録音した自分の声がキモい、という認識を否が応でも叩き込まれる儀式みたいなもんだ。

だから、あんまりやりたく無かったのだけど、でも物書き界で流行っているし、このビッグウェーブに乗るのも悪くない気もした。直接声を届ける機会も滅多にないし、長編(17万文字!)を書き終わるというのも滅多にない事なので、記念にやってみた。ごめん、あの、正直に言うと、書き終わる前に「ぜってーツイキャスしてやろう!」って決意してた。ニヤニヤまでしてた。何故だか分からないけど、楽しみにしてた。ツイキャスやるのを。

この「何故だかわからないけど」と言うのは小説や文章を書いている人に分かってもらえる、時折現れる不思議な気持ちだと思う。多分、大分心根を剥き出しにして書いてるから、普段表層に現れない本当にやりたい事や、実は好きな事がチラチラとこちらに目線を送ってくるのではないか。だからそのタイミングでTrySailちゃんも好きになったし、カラオケになどにも行くようになった。そして今回はツイキャスやってみたい!っていうのがそれだったのだろう。その内、実は女装が好きな自分に気付いたりしない事を祈るしかない。本当にガチで色々やると、何が起こるか分からない。人生一寸先はDarkness。

30分はあっという間だった。音声が録音されているのが残っているので、お暇であれば是非聴いてみて欲しい。四十代のおっさんがブルブル震えながら喋っている。

江戸川台ルーぺさんのラジオ

https://twitcasting.tv/cosmo0912/movie/591540984

文学フリーマーケットの事や、尊敬する小説を書く人の話や、カクヨムコン5 にエントリーした小説について語った。朝の10時半くらいからおもむろに始めた。口で伝える事のお手軽さに比べると、こうして文章として書くことのもどかしさというのは新鮮にも感じられる。やってみてよかった。文体も変わるかも知れないね!(多分すぐ戻るやつ) 文体なんてそう簡単には変わらないですよね。

文学性の女 - カクヨム 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888588759

そして今回は、カクヨムコン5 にエントリーしているもう一つの長編も宣伝させていただきたい。

空気の中に変なものを

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885018536

二つ目のリンクが貼れない。悲しい。皆さんでいい感じに読んで頂ければ幸いであります。どういう事なんだろうね、本当に。でもまあ、仕方がない。人生も一寸先はdarknessですけど、noteにリンクを貼るのだってdarknessて事だと思う。結局こうやって投げやりになるところが、最後まで一番になれない理由であるような気がしてならない。


追記 読者選考期間が終了したので、消しました。ご覧になっていただいた方、ありがとうございました!


江戸川台ルーペ




べ、別にお金なんかいらないんだからね!