視覚障害者が嬉しいと感じた配慮―何千倍も何万倍も私の安全に協力してくださっている「見えない」人たち

先日、訓練士さんと、浅草のど真ん中の人ごみの長い広い通りを歩きました。

人ごみはそりゃ大変だし、たくさん人にも物にもぶつかるし、押し退けられたりもする、けれど、 それでも、歩いたあとで訓練士さんが教えてくれたこと。

「イムラーンさんが歩こうとしている一歩前二歩前の部分を、白杖に気付いて皆さんがどんどんどんどん道をあけるかのように避けてくれているのが、壮観だった!」と。

私は見えていないから、物理的に当たっていないものや存在に気づくことのできないものは認識にならず、当たったり避けてくれなかったり変な反応や対応をする人ばかり「見えて」しまうけれど、実はその100倍も1000倍も、見守りと理解とご協力で私が安全に歩ける手伝いをしてくださっている人たちが、本当に目の前にいつもいるのだなと改めて感じて、あまりに深いところから感動と感謝が込み上げてきて内側から涙が押し寄せました。

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