携帯電話の音声入力機能とTalkback(音声操作機能)

Talkbackの音声入力について
音声入力、私は物凄く誤字が多くなりますが、これには理由があります、ということと、実は誤字(変換ミス)だけではないのですよ、ということを書いてみたかった。
携帯電話の音声入力は、まず、音声入力開始ボタンを押して私が話し始めたら、機械がそれをまず勝手に漢字変換もばんばんした上で入力してしまいます。そのため、漢字変換は完全に機械任せで、例えばPCキーボードで言えばスペースを押して変換するなどという話ではありません。
その上(私の機械の)Talkbackは、入力された文字をピンポイントで音声確認できません。
そのため、勝手に入れられて勝手に変換され打ち込まれた文字は、もしも例え変換ミスに気付いても(ただピンポイント確認もできないため送信された後読み上げさせて気付かない限りまず気付くこともできない)、編集、修正できないのです。
その上、これは特に外出先で音声入力を使っているとき、音声入力中もTalkbackがやたらあれこれいろいろなことをしゃべります。私が一文節声を発するごとに「〇行中〇行目を表示しています」とかWi-Fiがどうとかあれこれ…。
そして、Talkback音声案内が鳴っている間は、音声入力ボタンを押した音声入力中であっても、私の声は何の合図もなく途端に一切入らなくなります。
つまり、音声入力中であろうがいきなり突然Talkbackが話し始めると、その間は突然私の言葉を聞き取って入力してくれなくなるので、どこまで何が入って何が聞き取ってもらえなかったのか、本当にわかりません。
更に、これは音声入力利用者でなければなかなか盲点だと思うのですが、携帯電話の音声判別機能というのは一種のAIで、聞き取った声や言葉を極力そのまま文字列にするのではなく、AIが予測した言葉に「なおしてしまう」のです。そのため、例えいくら発音をはっきりちゃんと発音したところで、その言葉自体をAIさんが聞きなれていなかったり人の名前だったり、はたまた「今の世の中で」あまり使われない言葉であったりすると(これは実は私という個人関係ありません、つまりは携帯のAIは私の言葉より世の中の流行などの情報網のほうを優先して取得しているということですね)、適当な文字列にしてくれるどころかそこのところしばらくまるで聞こえなかったかのように飛ばしてしまったり、はたまたまるで発音と程遠い言葉に変えて入力してくれてしまったりします。
なので、ちゃんとはっきり言葉を発して機械に聞かせているつもりでも、思いっきり私の言った言葉をしばらく数文節分勝手にすっ飛ばして聞かなかったことにしたり(つまり文章内容がごっそり途中飛んだり)まるで思いもよらぬ言葉に変えられてしまったり、かと思うと(これはバグかもしれないが)突如、文章内の文節が前後入れ替わったり同じ言葉や同じ文章の半分くらいが繰り返されて何度も入ったりすることすら。

音声入力、怖いです。

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