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。・。・。凛としていてください。・。・。


  ☆ ☆ ☆

 凛としていてください。


 忙しければ、忙しいほど、
 あなたの心の奥まで、

 凛としていてください。

 日常のたくさんのざわめき・・・

 その中で、あなたは、いつも、凛としていてください。


 凛とした感覚が、わかりますか?


 それは、今以上に見せることでも、
 今以下に、下がることでもありません。


 とてつもない集中力で、
 あなたが「ここ」にいることです。


 どんなに動いても、どんなに変化が多くても、
 いつも、ひとつひとつの「ここ」に

 いることです。


 日々は、季節が目まぐるしく変化するように、
 絶えず、変化しています。


 風が吹き、雨に打たれ、太陽に照らされ・・・
 日々は、次々と移りゆく、
 季節のようです。


 その景色は、絶えず変化し、
 そのたびに心も、絶えず、動いています。


 心は、そのまま、動かしてあげてください。


 うつりゆく季節のように、
 心はそのままに、


 その時、その瞬間の季節のままに、
 させてあげてください。


 あなたが、操作する必要はありません。


 けれども、心より、もっと揺るがない
 あなたの核は、いつも、凛としていてください。


 もともと、核なる部分は、揺らいだりしません。


 もしも、それが、揺らいだと感じるならば、
 それは、あなたが、
 あなたの心と、核なるところを、
 混同してしまっているからです。


 あなたの核なる部分と、
 あなたの思考を、混同してしまっているからです。


 わたしを、感じてみてください。


 わたしは、とても軽やかで、
 風に遊ぶ蝶のように、
 ゆらゆらと、ふわふわと、
 しているように見えるでしょ?


 笑


 でも、わたしは、ざわめきません。


 わたしは、一つの確信のなかにいるからです。


 わたしは、ふわふわと舞い、
 自由に遊ぶ、鳥のようです。


 でも、わたしは、揺るがずにここにいます。


 それは、わたしが、核なる部分を知っているからです。


 芯なるところ、信なるところと、
 繋がっているからです。


 あなたが本当に、自由でありたいのなら、
 「自由」の軽さだけを、求めないでください。


 それは、結果です。


 「自由」が、目的ではなく、
 それがあなたの核から生まれた産物です。


 「自由」のために、信頼が生まれるのではありません。


 信頼がそこにどっしりと座しているとき、
 「自由」の香りが放たれるのです。


 これも、似て非なるものです。


 求めるものが結果なら、
 あなたは、その結果に行き着いたら立ち止まります。


 あなたは、いつも、
 あなたが望んでるところまでしか、いけません。


 あなたが、それを求めれば、
 求めたところまでしか、たどり着けないのです。


 あなたが、何も、求めなければ、
 あなたは、限りない結果をえるかもしれません。


 だから、凛としていてください。


 いえ。凛とあるままにいてください。


 もともと、あなたがたの中には、
 凛とした種が眠っているのです。


 それを、凛としたままに、していてください。


 (何か、もっと他に声があるような感じがします。)


 なぞらないでください。

 誰かの歩いたあとをなぞったり、
 誰かが描いた夢をなぞったり、
 誰かの発する言葉を、なぞったり・・・・


 「誰か」に合わせるのではなく、
 「誰か」を求めるのでもなく、
 「誰か」のようにするのでもなく・・・・


 あなたのままに・・・・


 迷ったら、あなたの中の音を聞いてください。


 稟~♪と、いつもたえず、
 沈黙の中に響いてるその音に、
 チューニングしてください。


 迷ったらいつも、
 その沈黙の中の音に、
 チューニングし直していけばいいのです。


 その音は、宇宙の音と繋がっています。


 あなたの中には、たくさんの音が
 溢れているでしょう?


 楽しげな歌、リズム、メロディ・・・


 高い音、低い音・・・・


 そのもっともっともっと奥にある
 沈黙の音です。


 その音は、宇宙の中に、絶えず、響いている音です。


 無音のよりも、強く、静かな音です。


 あなたがたは、その音で、宇宙と繋がっているのです。


 その音は、あなたを取り巻く声を
 消し去ります。


 あなたを取り巻く思考も、感情も、
 取り去ります。


 いつもいつも、そこに、チューニングし直してください。


 その音につながるとき、
 あなたは、たしかな「ここ」にいます。


 その音を、目印にしてください。


 いつも、その音を忘れずに、
 その音の中に、はいってください。


 なにもありません。


 そして、何もかもあります。


 からっぽです。


 そして、満ち溢れているのです。


 絶えず、あなたの中で、
 その音が響いていることを、

 忘れないでください。


 これは、変わることのない、音だから・・・・

2021,12.11.

✴︎✴︎✴︎

ぐらんぐらん揺れているところと
ほんとうの自分を
混同してしまわないこと。

自分の核は、
あいかわらず静かに
そこにあるから。

2024.10.18.