見出し画像

。・。・。・感じること。・。・。・

☆ ☆ ☆


   「感じること」について・・・


  だいじなことは、
  なにかを受け取ろうするのではなく、
  ただ、感じることです。


  何か答えを求めるのではなく、
  ただ、静かに感じることです。


  あなたがただ、わたしを感じてくれていたなら、
  あなたの中に、自ずとわたしの声が
  流れ込んでいくのです。


  なにも、求める必要などないのです。


  あなたが、ハートからわたしを感じてくれていたら、
  あなたのハートの響きを、わたしは感じ、


  わたしの中から、あなたの響きに響きだす声が
  流れ出してゆくのです。


  そこには、何の無理強いも圧しつけもありません。

  それが、愛の対話です。
  真の交流です。


  そこには、もはや距離がないのです。

  あなたがわたしを感じ、
  わたしがあなたを感じたとき・・・

  境界がなくなる瞬間がやってきます。

  そのときまで、
  静かに感じ続けてください。


  その瞬間には、
  あなたの願いも、想いもありません。

  もちろん!わたしの願いも想いも、ありません。


  なにも、互いの間に邪魔するものがなくなるのです。

  なにも、邪魔するものがなくなったとき、
  本当に、不純物のないエネルギーだけが
  行き交うのです。


  それが、真の対話です。真の交流なのです。


  わたしはあなたに、それを伝えたかったのです。
  
  だから、エクササイズが必要だったのです。

  人は、なにかを身につけようと懸命になります。

  なにか、術を知り、それを身につければ
  答えが見つかると思っています。

  
  そう。術を知るのは最初、必要です。

  それが、スムーズに行われるための
  道筋を作ってくれるからです。


  けれども、
  それは、すぐに手放してしまうのです。


  ほんとうに、だいじなことは、
  何の意図ももたずに、
  感じようとする姿勢です。


  ただ、ただ、
  それと、ひとつになりたい。


  その純なるはじまりだけです。


  「そこから、なにかを得てやろう。」

  「そこから、なにかを身につけてやろう。」

  「相手から、なにかを引き出そう。」


  そのような思いからは、
  そのような答えだけが、返ってきます。

  深い、愛からの交流は決してできないのです。


  もちろん、その意図に基づいた、
  その糸と同じだけの深さの収穫はあるかもしれません。


  けれども、それは、
  真の交流、真の響き合いではありません。


  あなたの中に在るものを、
  投げ出すのです。


  あなたの中の欲も、
  あなたの中の計らいも、
  あなたの中の願いさえも・・・

  その時、投げ出してしまうのです。


  からっぽのまま、ただ、静かに感じる時、
  そこに、あなたはいなくなります。

  
  そして、そこに、わたしがいるのです。


  あなたの中に、わたしが在り、
  わたしの中に、あなたが在ります。

  
  そうして、ひとつの声が生まれるのです。


  わたしが、あなたに与えるのではありません。


  それは、生まれるのです。


  あなたの中に、わたしが生まれ、
  わたしの中に、あなたが生まれ、

  互いの間に、ひとつの声が
  ひとつの響きが、生まれるのです。


  わたしは、あなたに、
  そのことを、知ってほしかったのです。


  受け取るのではなく、生まれるのだと・・・。。
  与え、与えられるのではなく、
  あたらしい響きが生まれ出してくるのだと・・・。


  エクササイズは、その道筋を作るための
  ものでした。


  「感じること」。・。・。


  それは、いますぐ、あなたがたの世界でもできることです。

  あなたが、その人と真に交流したいと思うのなら、
  あなたは、ただ、
  その人を、感じてください。


  あなたがもし、その音とひとつになりたいのなら、
  あなたは、ただ、
  その音を、感じてください。

 
  あなたがもし、その木々と、その空と、
  その花々と、大地と、海と・・・・

  真に交流したいのなら、
  あなたはただ、
  それを、感じてください。

 
  けっして、そこから
  答えを見つけようとしないでください。


  けっして、与えられるのを欲して、
  待たないでください。


  あなたが、求めることを手放して、
  与えることを、手放して、


  ただ、空っぽで、感じる時、
  そこに、かならず、
  ひとつの声が生まれるのです。


  交流とは、けっして、一方だけではおこりません。


  あなたの音があって、はじめて、
  生まれるのです。


  「あなたの音」を、響かせることだけに
  集中してください。


  不純物のない、あなたの音が、
  きれいに響いたとき、
  それは、わたしに、響きます。


  あなたの音が、
  まっすぐに、届いたとき、
  わたしの音も、まっすぐに届いていきます。


  これは、あなたがたの世界でも
  すぐに、実行できることです。


  あなたがたの交流の中に、
  「感じること」を、行ってください。


  きっと、言葉ではない、
  なにかを見けられるはずです。


  いままで知らなかったその人の、
  そのものの、その世界の姿が
  見られるはずです。


  いままで生まれなかった、新しい関係が、
  そこに、生まれ出すはずです。


  どうぞ、ただ、感じてみてください。


  いつも、あなたの中に、わたしは生まれ、
  わたしの中に、
  あなたは、生まれます。


☆ ☆ ☆ 

  わたしはこの感覚を、知っている。

  わたしが空っぽになって、あなたに触れるとき、
  わたしの中に、あなたがやってきて、

  あなたの中に、わたしがはいっていた。

  忘れられない、感覚・・・

  2009年06月17日

★ ★ ★

  この感覚は、言葉に言い表せないほど

  気持ちがよく・・・・

  それこそが、自然の中で、ひとつになっている感覚だったり、

  安心の中に、包まれてるような感覚だったり・・・

  感じていよう・・・からっぽになって・・・

  2019.11.30.