名探偵ホームズも使った! 話題のコモンプレイス手帳の利用術(2)
前回の記事では、話題の「コモンプレイス手帳」について、調べたことをまとめました。今回は自分で作成したコモンプレイス手帳の情報を、どう編集して使いやすくするかについて、紹介します。最後までおつきあいくださいねっ😉
ステップアップ活用術
前回、コモンプレイス手帳に記録した情報を可視化するプロセスについて書きました。基本的なプロセスは、情報の記録⇒整理⇒分析⇒発想です。これについて、具体例を用いて説明します。
case:「質問力」についての講義メモ
昨日は、「質問力を身につけよう」というテーマで、前田裕二社長の講義を受けてきました。お金や時間を使って受講しているので、ムダにはしたくありません。私の手帳にはキーワードしか書いていないので、記憶が失われないうちに、家に戻ってからホワイトボードへアプトプットします。
メモ帳からホワイトボードへのアウトプット
【整理】 私のメモ帳には、重要だと思った単語だけ書いてあります。さらに重要単語を絞り込んで、5文字前後でマスキングテープに書きます。それをカラーマグネットに貼ります。※ちなみに私はペットボトルのフタを再利用したマグネットを使っています。
【分析】 単語を入れ替えたり、マグネットを動かして、自分が理解しやすい位置を見つけます。余分な情報を落とすプロセスは、不純物を取り除いて結晶化させるプロセスみたい😉
【抽象化】ひと目で、骨子や本質が見えるようにします。この状態になると、記憶として定着しやすくなります。
データマッピングによる抽象化
これは、前田さんの講義の骨子を抽象化したものです。何を表わしているかというと、質問をする目的には、①良い情報を引き出したい(自己)、②良い関係性を気づく(相互)があり、いい質問をすれば、いい回答を相手から引き出せるということをまとめてあります。
この情報をコモンプレイス手帳に手書きしてもいいし、携帯で撮影して画像で管理してもいいと思います。次のステップである「発想」がしやすくなったり、もちろん「行動」を変化させるきっかけになります
ツールをそろえよう
手帳、ホワイトボード(シート)、マグネットがあれば、いつでも始められます。マグネットは5色ぐらい用意してあると便利。私はペットボトルのフタにマステを貼って手作りしています。下のリンクに記事があります。
マッピングは右脳と左脳をバランスよく使うので、ブレインストーミングにも効果を発揮しますよっ😄
コモンプレイス手帳に書いた情報を、ホワイトボードとカラー・マグネットで可視化・抽象化する方法をご紹介しました。日常的にこの方法を繰り返していると、情報処理速度があがってきますよ。
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