ペディキュアを塗る前に知っておくべき5つのDo&Don’t
8月が終わろうとしています。ミュールやサンダルの季節もあと少し。今日はペディキュアをする時に気をつけるべきポイントをご紹介します。
5つのDo(やるべきこと)
①ペディキュアを塗る前には一緒に足の角質もケアしてあげてください。 ぬるま湯に5分以上浸した後、角質をやさしく取り除きます。軽石で擦るとキズを作ることもあるのでスクラブや専用のやすりを使いましょう。角質を削った後はすぐに保湿して足の皮膚の水分バランスを適切に保つことでひび割れを防ぎます。
②ペディキュアを切る前に爪を切る時は、足の爪がまっすぐに切れるように、端がまっすぐになっている爪切りを使いましょう。
足の爪と手の爪ではかかる負荷が全く異なります。足の爪を手の爪と同じように丸く切ると地面からの力で爪が食い込み、巻き爪・陥入爪のリスクが高まります。両端をまっすぐ切りましょう。
③爪やすり(ネイルファイル、エメリーボードとも言います)で爪の端を滑らかにしましょう。 爪を切った後は両端にやすりをかけましょう。力を入れすぎずに一方向に軽く動かすようにしてください。ただし爪やすりは殺菌できません。細菌が繁殖してしまう可能性があるため一度使ったら交換しましょう。
④木製やゴム製のマニキュアスティックを爪の下にそっと当てて、爪の裏側に隠れた目に見えない汚れを取り除きましょう。 尖ったものを使うとキズを作って感染症にかかりやすくなります。
⑤ゴム製のキューティクルプッシャーやマニキュアスティックを使って、「優しく」甘皮を押し戻しましょう。
甘皮を無理に押し戻すと、キューティクルが厚くなってしまいます。お湯で温めてからやさしく押し戻してください。
5つのDon’t(やらないほうがいいこと)
①マニキュアとペディキュアは一緒のものは使わないで。
細菌や真菌(水虫)は共用することで足から手に移動する可能性があります。手と足は別のものを使用しましょう。
②足の爪を切るときには、爪の形を丸くしないでください。 足には常に体重がかかるため、爪を短く切ったり両端を丸く切ったりすると肉に食い込んで痛みを伴う巻き爪になる可能性が高くなります。
③爪先の間に水分を残さないようにしましょう。
水分が残っていると、水虫や感染症の原因になります。終わった後はしっかり拭き取って乾かしましょう。
④爪の甘皮(キューティクル)は引っ張ったり乱暴に切らないでください。 キューティクルは細菌に対する保護バリアの役割を果たしています。そのためキューティクルを乱暴に切ると、感染症のリスクが高まります。ささくれの元にもなるので引っ張ったり乱暴に切らないようにしましょう。
⑤足の爪が厚く変色している場合は、隠すためにペディキュアを塗ってはいけません。
それは真菌感染のサインかもしれません。ペディキュアは水分を閉じ込めてしまい、爪が呼吸できなくなってしまいます。変色していることに気づいたらペディキュアに隠さずに皮膚科に相談してください。
さいごに
夏は足を見せる機会が多い季節です。ペディキュアする時にはその周囲にも気をかけて、美脚だけでなく美足を目指しましょう!