眉タトゥーで悲劇を繰り返さないために
「【海外発!Breaking News】タトゥーで太く、濃く、不自然すぎる“魚の背びれ”のような眉毛になった女性(米)」
この悲しい失敗体験は、まず施術者が酒気帯びだったようなこと、お客様のデザインや仕上り感のご希望に合わせる様にしなかったこと、そして時術者が適切な技術を持っていなかった事などが原因のようです。
全てはあまりに初歩的で「起きるべくして起きた」例ではないでしょうか?
私たちはこうした事を他人事と思わず、常に初心に帰り謙虚にお客様と仕事に向き合う事が求められています。
この場合、1年しか経験のない、しかもこの技術の専門的なコースを受講してもいない感じの人が、すでにひとに指導していると言う点も見逃せません。
最低限の基礎を学んでいなければ「技術仕事」の習得は難しいと思います。また、こうした稚拙な技術のない人が教える事により技術も知識もない技術者が生まれます。それが更なる悲劇を生み出すのです。
技術を習得したい人が、指導者がどの程度のレベルなのかを知るのは困難です。
・施術画像などはいくらでも加工できます。(掲載された「上手にできたケース」の画像の裏に多数の人に見せられない失敗がないとは言えませんね?)
・「経験何年」などもいくらでも偽証できる。
・「施術件数00件!」と言ってもウソかも知れないし、その一つ一つの施術の出来が良くないなら件数の多さは判断基準にはできない。(施術件数は「単なる数」で膨大な「施術件数」の中に多数の失敗が入っていない証拠はないですよ?)
消費にとっても判断基準に確証が持てないのが現状です。
そうした事を考慮すればやはりコスメティックタトゥーの技能検定や認定講師と言う「誰もが客観的に技術レベルを判断できる基準」が必要だとご理解頂けるのではないでしょうか?