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株式会社トキワのインターン生がTOKIWA KOBOを使って、実際にコスメ作りをしてみました!【第2弾】

こんにちは、株式会社トキワ・インターン生の千葉、高橋、久保田です。

 今回は、私達インターン生が、TOKIWA KOBO を実際に利用してコスメ作りを行ったので、どのような流れで、どのように製作していったのかなどについて、コスメの試作前までの流れを、裏話を交えつつご紹介させていただきます!(本noteは、コスメ試作前までの記事の第2弾です。)

※本noteの第1弾はこちら

そもそもTOKIWA KOBOとは?

 TOKIWA KOBOとは、カラーコスメ国内シェア率 NO.1 OEMの株式会社トキワが行う、化粧品事業を始める際の、超高速・小ロットオリジナルブランド開発サービスです。

TOKIWA KOBOは以下の3つの点が大きな特徴となっております。
①国内トップOEM企業によるワンストッププロダクト開発、
②独自プロセスによる超高速プロダクト開発
③専門工場(TOKIWA Lab.)による、小ロット開発対応

 また、実際に埼玉県川口市内にある「APD Lab. 」内では見学することができます。更に、専属のクリエイターサクセスマネージャーがカウンセリングを行い、化粧品開発知識を持たれていない方でも、円滑に事業を立ち上げを実現するサポートも実施しております!

TOKIWA KOBO の3つの特徴

TOKIWA KOBOでのコスメ作りの流れ

 今回は新型コロナウイルスなどの関係もあり、ミーティングはほとんどオンライン上で行いました。
  また、本noteのコスメ作りの流れと実際のコスメ作りの時間軸と異なる場合がございますので、その点をご了承ください。

⑥ミーティング6回目@オンライン+企画書第2弾提出(2022/2/28)

 このミーティングはクリエイターサクセスマネージャーの方と、インターン生全員で行いました。
 前回のミーティングで決まったブランド名と色展開、またそれらに込めた想いをTOKIWA KOBOの担当の方に説明しました。それに対してまたアドバイスをいただきつつ、インターン内で再度詳細を詰めていきました。
 色味の細かいニュアンスを伝えるのは非常に難しいものでした。実際、カラーコスメを作る過程において色味を調整する作業は非常に手間がかかるといいます。私達の場合は、1番イメージに近い色の画像を提示し、「やや明度を下げて」「彩度をやや上げて」「青みを足して」といった言葉で細かいニュアンスを伝えました。
 また、ここでのミーティングで私達は新たに製品名と色名についても話し合い、決定させました。製品名は「Quatre saisonsアイカラー」色名はそれぞれに花の名前をつけました。
 実際に専門の方とお話をすることで、徐々に私たちの頭の中にあったものが輪郭をはっきり帯びていくのを実感します。各種名前や詳細な色味を詰めたところで、私達はとうとうテクスチャーを決める段階に入りました…!(久保田)

企画書第2弾

⑦ミーティング7回目@対面(2022/3/8)

 このミーティングは、インターン生で集まる機会があったので、対面で行いました。
 ベンチマークとなる市販製品を元に、色・質感などの検討を進めていきます。いろいろなアイシャドウを集めて比較するのは、楽しいながらも難しい作業でした。
 色味はどのようなものにするか、質感はどうするかなど、意見を出し合いながら、納得いくまで話し合いを重ねます。並行して、トキワの方からいただいた質感サンプルを使い、実際の製品に用いる質感を決めていきました。質感と一口に言っても、クリームやツヤ、さらさらとした粉感のものなどさまざまな種類があり、一つ一つ比較検討を行いました。実際に肌で試して納得のいく質感を選べたときは、試作前ではありますが達成感がありました。
 次回は、今回のミーティングで話し合った使用感・色味を処方の方にお伝えする指示書を作成します。(高橋)

質感サンプルの比較検討時の様子

⑧コスメ処方指示書の作成(2022/3/11)

 第7回目のミーティングを踏まえたうえで、いよいよ処方の方に試作をしていただくために、処方の指示書を作成しました。
 内容としてはベース処方の種類が○○で、それに対する指示は△△で、というような形です。又、◇色に寄せてほしい、というような指示も同時に出しました。
 具体例としては、ベース兼ハイライトのベース処方を「C アイシャドウ OEA001(自然由来)」で、それに対する指示が、「発色を強くしてほしい」というような形です。また、肌なじみのいい色にしてほしいので、「クリーム色のような色にしてほしい」というような指示も出しました。
 私の感想としては、コスメ作りを本当に行っている実感がこのときに湧いて、それと同時にコスメ作りの大変さを学ぶことができました。また、指示書を作成する上で、指示を文書化するのが難しかったです。(千葉)

コスメ指示書

⑨ミーティン8回目@オンライン(2022/3/23)

 このミーティングはインターン生だけで行いました。
 8回目のミーティングでは、インターン生全員でロゴ作りを行いました。コスメブランドのロゴや、自分が好きなブランドのロゴなどを参考にしながら、候補となるフォントを探ります。
 ブランド名「la bouquère」の意味である「花売り娘」からアイデアを得て、花のモチーフをロゴに盛り込んだり語感と合うようシンプルなフォントを選んでみたりと、試行錯誤を積み重ね、ついに完成!
 ロゴが決定することで、今まで漠然としていた完成予想図がはっきりと形になり、これからの製作がより楽しみになりました。

ロゴ検討時の様子
実際に完成したロゴ

⑩ミーティング9回目@オンライン(2022/3/25)

 今回は、処方を担当していただく高須さんとクリエイターサクセスマネージャーの方、インターン生全員でのミーティングです。
 まずは、以前提出した処方指示書を元に、なぜこの色・テクスチャにしたいのかや、製品のコンセプトなどをご説明。その後、私たちが希望している自然由来の成分では発色の調整が難しいことなどについて処方目線のフィードバックをいただき、色付きのラメを使うことで発色の補助を行う方法などを教えていただきました!
 これまで肌感としてあった「自然由来成分を使ったコスメは発色が薄い」という感覚や、自然由来成分・人工成分の違いに関する疑問などにお答えいただき、コスメ作りのさらに深いところへ迫ってきているように思います! 次回はいよいよ、今回の話し合いを元にした試作品を確認します。(高橋)

処方の方とのミーティング時の様子

以上が、私達インターン生が実際にTOKIWA KOBO を利用してコスメ作りを行った流れでした。
 次のnoteでは、コスメの試作品完成後から仕様確定まで取り上げますので、ぜひお楽しみに!

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