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ウェビナーレポート 「安心・安全・手軽に頼める製造委託のベストソリューション 『COSMAKE』」~トキワの強み「処方と容器の同時開発」~

皆さんこんにちは。COSMAKEウェビナー運営局の水野です。

株式会社トキワでは、2月12日にCOSMAKEの事業主であるトキワの強み「処方と容器の同時開発」と「COSMAKEの特徴」をテーマにウェビナーを開催しました。今回はその様子について、お届けします!

①トキワの強み「処方と容器の同時開発」

ナビゲーター:COSMAKEのウェビナー事務局 西川七海
パネリスト: 処方設計部 部長 石井亮宏 
       外装開発部 主任 金高健悟

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△セミナーはZOOMで行いました。

中身と処方の相性の良さは安全・安心のために不可欠

西川:ほとんどの化粧品OEM企業は、内容物いわゆる中身だけの開発・製造を行っている中、トキワが中味と容器を同時に開発できることの利点は何でしょうか?

石井:化粧品は、肌に直接塗布する中身の部分とその中身の保存と保護の為の容器、この2つで構成されています。例えばアイブロウだと、眉を描く芯の部分と皆さんが手に持つ部分の容器です。
私達はこの中身と容器の両方を同時開発する事で、2つの関係をバランスよく整える事ができるんです。つまりいくら内容物が良くても容器が良くないと製品化できない事がありますし、その逆も然りです。なのでその時に両者共に相談しながら一緒に開発できると言うのが強いですね。

金高:本当にそうなんですよね。また、化粧品の容器は見た目も大事ですが、使用する時の使い勝手も非常に重要です。その点、私達は化粧品の容器に特化して研究開発をしているので、使用する際の使い勝手も考えて容器を作っています。たとえばこのチップ。パウダーをつけてお肌にのせますが、チップの硬さや形状はどれが使いやすいのか、粉付きいいのか、といった細かいところまで気を配って容器設計を行っています。

西川中身と容器の相性が非常に大切というお話は初耳でした。チップや容器の使い勝手というのは消費者の方々も特に気にされている部分だと思います。では具体的に中身と容器のマッチングが上手くいかないとどのような問題が生じるのでしょうか?

金高:容器の観点からいうと容器の役割は中味の保護なのですが、中味とのマッチングが良くないと、十分に中身の保護をできずに変質を起こすことがあります。たとえばペンシルでは芯がやせ細って描けなくなるとか、リキッドで言いますと、かすれて描けなくなるといったトラブルの原因になってしまうんですねよね。

石井:そうそう、中身の成分で容器が変色したり、変形しちゃうこともありますしね。

西川:なるほど! 私自身化粧品を買うときは、肌荒れしないかななど、中身の方にばかり気を使っていましたが、私たちが安心して化粧品が使えるよう容器の方も大切だということがわかりました。

「製品全体」の保証によるスピーディーな対応が信頼の鍵!?

西川:では、実際に中身と容器はどのように社内で開発するのですか?

石井:我々は埼玉県川口市に4階建ての自社研究施設を持っているので、そこで開発プロジェクトごとに中身部門と容器部門が連携を取りながら試作を行いに製品開発しています。なので、思いたったら直ぐに直接会いに行って、実物を見ながら話ができます。この容器開発が他社の場合ですと、打ち合わせ日程を決め物を送り、実際に合うのは1週間後とかになったりするので、断然スピード感や情報内容の濃さが違ってきます。また、言いたい事が気兼ねなく言えるのも良いですね。

金高:容器部門としても、2~3個だけ充填してほしいってときに「ちょっとこの容器に充填してよっ」みたいな (笑)

西川中身部門、容器部門の人の物理的、心理的距離が近いからこそ、トキワは商品開発をスピーディーに進めることができるのですね!ただ、そのような中で開発され市場に出された製品でも、トラブルが発生することもあると思いますがそのような場合はどのように対処されていますか?

金高:不具合の要因は様々なので、その原因がどこにあるかを調査します。トキワでは、中味・容器両部門からの検証が出来ますので、原因が中味なのか容器なのかの判断が直ぐに可能です。また、お客様のキャップの閉め忘れによる中身の乾燥など不具合の要因は他にも消費者の方々の使用環境によるものが往々にしてあるので、そういった場合でも中味・容器の両面から検証を行うこともトキワは可能です。一般的にこの業界では、容器メーカーと中味メーカーが別の場合が多いので、いざマッチングで問題が起きると、中味なのか容器なのかで揉めたりする場合があるんですよね。ただ、我々OEMはメーカー様におさめた製品に対して責任がありますので、市場クレームに対しては迅速さと正確さが問われています。その点トキワでは両部門が連携出来ることから、原因究明~再発防止までスピーディに対応でき、中味だけ容器だけといった個別の保証ではなく、製品全体の保証が出来るので、メーカー様からもその点高い評価を頂いています。

地球環境・社会問題にも配慮した、サステナブルなトキワの処方

西川:化粧品というとやはり中身が気になりますが、トキワはどのような取り組みをされていますか?

石井:やはり化粧品は人の肌に使用する物ですので、大切なのは安心・安全な原料を選択し正しく使うことが欠かせません。また一言に原料と言っても、もの凄く沢山の種類があり、原産国や製造過程も色々です。私達トキワはそれらの原料の中でも、動物実験をしていない原料、フェアトレード原料、チャイルドレイバー児童労働を行っていない原料、パーム由来原料ですとRSPO認証油、といった社会的課題、サステナビリティー等に対しても配慮した原料の採用を積極的に行っています。
 また、近年ですとマイクロプラスチックビーズ不使用の処方や、紫外線吸収剤を使用しない処方、欧米で先行しているクリーンビューティー (詳しくはこちら  ) やビーガン等にも対応する処方などの開発も積極的に行っています。

西川:なるほど、一例として先ほどの「サステナビリティ―に配慮した原料」というのは具体的にどんなものなのでしょうか?

石井:代表的には、RSPOで認証された認証油、パーム油原料が上げられます。本来、「サステナブル(Sustainable)」とは、「持続可能」つまり地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来の世代も美しい地球で平和に豊かに、ずっと生活をし続けていけると言う意味で使われます。しかし、パーム油という東南アジアで主にとれるアブラヤシの果実から得られる植物油は、東南アジアの熱帯林破壊をもたらす主因として指摘されてきました。また、熱帯林破壊だけでなく、気候変動(地球温暖化)への影響、開発に伴う人権侵害、アブラヤシ農園での劣悪な労働環境など、パーム油の生産に関わる問題は沢山あります。こうした問題を解決する上で、鍵となるのは環境や地域社会に配慮した「持続可能なパーム油」の生産を広げることです。現在、RSPO「持続可能なパーム油のための円卓会議」という、国際組織が設立されているので、トキワではこのRSPOで認証された認証油を採用することで、少しでも社会問題に貢献するようにしています。

レフィル製品の拡充でCO2排出量削減に貢献を

西川:処方の原料選択の時点で、社会問題に対して自分達ができることから取り組もうとされているとの事ですが、容器面ではいかかでしょうか?

金高:化粧品製品全般に言えることですが、容器はほぼ石油由来のプラスチックで構成されているので、CO2排出など当然環境負荷がかかってきます。そこでトキワでは、レフィル製品を拡充・改良し、カートリッジの部分だけを取り替え式にする事で、そのプラスチック使用量を減らす取り組みを行っています。またプラスチックに代わる代替素材の活用・開発なども貪欲に進めています。

西川:人だけでなく、社会や環境にも優しいモノづくりが可能という点も、中身と容器両方の開発をしているトキワの強みだということが分かりました。まだまだNO.1 OEMトキワの魅力はあるかと思いますが、お時間が参りましたので本セッションを終了したいと思います。次に、COSMAKEの説明に迫っていきたいと思います!

②コスメイクの特徴

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♦COSMAKE事業主であるトキワとは?COSMAKEってなに?に関しては、こちらをご覧ください!

コスメイクの主な特徴は簡単にまとめると以下の5つになります。

♦コスメイクの五つの特徴

①とにかく便利で簡単
②費用と時間のセーブができる
③カラーコスメイクのOEMトップ企業品質での製品製造が可能
④オンライン・デジタルにて完全オーダー完結
⑤50年以上の知見・経験から安心・安全

ただ実際に頼むとなるとやっぱり、デメリットも気になりますよね!そこで以下COSMAKEのメリットとデメリットを簡単に整理してみました。

♦コスメイクのメリット・デメリットとは?

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♦このような方にオススメ!!

⇒ これから化粧品(カラーコスメ)ビジネスに参入するか考えている方
⇒ 化粧品開発の知識や経験はなく、専門の人もい居ない中で自社ブランドを立ちあげようとしている方
⇒ 初期費用をかけずに、なるべく低コストで高品質な自社ブランドを立ち上げたい方
⇒ 現在スキンケア中心での展開で、早期に費用をかけずにカラーコスメラインを増やしたい方
⇒ デジタルマーケティングでの知見を活かしたビジネス拡張を考えられている方
⇒ 事業の柱のバリエーションとしてビューティー市場進出を考えられている方など

少しでもCOSMAKE気になる!という方は、ぜひこちら↓↓

からチェックしてみて下さいね!

最後に

今回のウェビナーには、学生や個人事業主の方から法人の方々に至るまで、様々な方々にご参加いただき、改めてカラーコスメ事業への新規参入意欲の高さを感じました。

次回のウェビナーは、3/23(火)を予定しております。それぞれ限定30名で参加者限定特典もございますので、ご興味ある方はぜひ、お早めにお申し込みください!

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