英語力の鍛え方
学ぶ時には絶対に「学んだあと、その知識をどう使うか」というビジョンがなくてはいけない。それがなければ、前向きな好奇心で始めてみても、行き詰まったときに「なんのために学んでいるのだろう」と挫折してしまう。
私はつい先程、英語を学んだその先のビジョンを改めて考えて、このように掲げ直した。
・TOEIC受験
・英語で道案内ができる
・海外旅行を楽しめる程度
そう決めて、英語の勉強も見直すことにした。
現在の私の英語力はせいぜい「英検3級」程度。おそらくそれ以下だ。ようやく中学英語を一通りやり終えたけれど、まだまだそれを自在に使えるかというと、まったく違う。まずは具体的に英語力の中でもどのような力を、どのくらい磨きたいかを書き出してみる。
①ライティング→中学で学ぶ構文はすべて正確に理解できる程度
②リスニング→ディズニー映画を一本、字幕なしでも理解できる程度
③スピーキング→道案内をできる程度
④リーディング→好きな児童作家ロアルド・ダール(代表作「チャーリーとチョコレート工場」「マチルダは小さな大天才」)の作品を原文で読める程度
以上。それをどのように身につけていくか。これまでの私の勉強はこうだ。
とりあえず中学英語の教材を解く→一度ではわからないので二度、三度と繰り返し解く→答えを覚えてしまうので問題を間違えなくはなるけれど、構文を正しく理解はできていないため、別の教材ではまったくだめ→また構文の勉強→ときどき英語日記
行き当たりばったりなのだ。これがだめなら、これ。その都度その都度、自分でなんの力を鍛えているのかもわからない。これでも勉強しているだけよくやっていると自分を認めたい気持ちはあるけれど、それとは別に、これではあまりに不効率的だ。
確実に、計画性をもって進めたほうが上達は早いはずである。
①ライティング→構文の使い方を正しく理解するためには、とにかく自分の気持ちを正確に変換できるように地道に努力するしかないと思う。そのための習慣として、「英語日記」。毎日一言、疲れた日は「I am so tired.」それだけでも構わない。
②リスニング→耳を慣らしていく。私は買った教材にCDがついていたので、まずはそれを聞きながら勉強を継続する。あとは好きな外国のアーティストの曲を歌詞カードを見ながら聴いても良いし、洋画を英語字幕で見るのもきっと効果がある。
③スピーキング→まずは自分の書いた英語日記を声に出して読むことから。あとは教材の英文はもちろん声に出して。それを録音して聞くとより良い。
④リーディング→教材の英文でも良いと思うけれど、私がいまやっている教材には英文はそれほど多くは乗っていないし、おそらく中学分の英語力でも読める英語の本はたくさんあると思う。ひょっとしたらロアルド・ダール作品も。それなのでこれから毎日1ページずつでも、英語の本を原文で読む。
私が一番集中できるのが朝なので、これを毎朝やろうと思う。
起きて朝食をとったら、①③英日記→②リスニングをしながら、①③教材を解く→ひと息吐きがてら④英語の本を読む。まずはRoald Dahl「George's Marvelous Medicine」を。
TOEIC受験の目標は、今年の6月。約4ヶ月後、TOEICの試験会場で堂々と机に向かっている自分がいれば良い。