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長い夜

不安なんじゃない、触れたい。

毎日、メイサと眠るまで話すことが当然だったので何をしたらいいか分からない。


「本当に好きだね、抹茶アイス。」

「幸せになれるんだよー!」

「本当だ。笑」

クスクス。

目線が絡んで、瞳の奥の妖しい炎を見つけた。

触れる鼻先。

私に覆い被さって耳元でこそこそ。

ニヤニヤ。

「きゃーきゃーwww」

「こら!」

「やだー!やっぱキレイねー。うらやま。」

「ちょっと黙って。」

「ずる!その顔エロい。」

「当然。」

笑笑

いい匂い。

美しいカラダ。

触っていい?

聞かなくていいよ。

夢オチだったりして。

そんなわけ。


嘆きつつひとり寝る夜の明くる間は いかに久しきものとかは知る

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