執筆中の二次創作文が『同カプでネタ被りだと気付く』という地獄にいる
地獄の導入
二次創作の字書きが、遅筆ながらカプ小説の執筆を続けていた。
文章量は、4万字へ突入した頃だった。
既視感がある。そう気付くのが遅すぎた。
この流れはまずい、そう思ってpixivに潜り、同カプの過去作品を遡っていく。一つの作品に辿り着く。
私の書いているネタ、この方の神作品とネタ被りじゃないか?
どうして今気付いたのか、自分でも自分が許せない。
数か月前、その方の作品を読ませていただいていた筈だった。
なのに、今の私はそれ以降に、ネタ被り(設定や一部展開被り)作品を書いてしまっていたのである。
同時期に書いていて、ネタ被りならばわかる。
それは個人的には仕方がないことだと思う。
しかし、過去に読んだ作品と、似た作品を新しく書いてしまっているのは、普通に過去読んで頭の中にあったものを出してきてしまったのだと思うし、絶望的だ。
このカプは、作品数が極端に多いものではないこと。なので被るときっと悪目立ちをする。
さらに、最近その憧れの方が、私のXをフォローしてくださった。
罪悪感で死にそう。こんなの、もう救いようがないよ……。
地獄の途中
真っ当な私は囁いた。「没にしちゃえ」と。
それが正しくて、安全で、美しいのだろう。
しかし、もう一人の私は未練がましく「遅筆ながら、残業帰りに少しずつ書いてきて、4万字も蓄えて、あと1割程で終わるのにここで諦めるのか!?」と。
あまり長文は得意ではない。それでもここまで来た作品だった。
この件をきっかけに『文を書く意欲』が急激に萎んでいってしまっている感じがしている。このまま急に消えてなくなりそうだ。
この小説は佳境だったし、あともう少しで最後まで書き切るところだった。
これが書き終わらないと、次に進めそうにもない。
それでも、投稿して、パクリだと思われるのは何より悲しいし、炎上も怖い。
良くわかっているのに、どうしても諦めきれなくて泣きそうだ。
地獄の先をどうするか
自分の気持ちと決着をつけるために、最後までは書こうと思う。
あとはラストシーンへ向かっていくのみなので、意欲は死にかけだが、悔いのないように書こう。
それで、没にするかまたはどうしても諦めきれないなら、展開を変え、全シーン推敲いれるくらいのことはしなければならないのかもしれない。
設定をすっぱり違うもので考えられると良いのだが、それだともう別の話になってしまう。別話にできるならいいのか?
キャラクターの感情の行方をひねるとか、結末は二人が結ばれてハッピーエンド!で考えていたのだけど、もちろんそれはどんな作品も被るところなのだけど、この辺りもひねらないといけないのだろうか。
後半思考整理になっていて申し訳ない。どうしても心臓が痛かったのでnoteにきた結果がこれ。
地獄の先はどうだったか?はまたご報告すると思う。
作者さんととっても仲良しなら、絶対お伺い立てるのだけど……。
最近繋がりたてというのが、また難しいよね。
追記:結果のご報告です。