レーザーカッター開封の儀
こんにちは。FABコミュニティ「CO-SAKU谷」です。コーサクダニ、と読みます。下北沢駅徒歩5分のところに「シモキタFABコーサク室」をつくっています。6月中旬のプレオープンをめざして、内装工事はほぼ終わり、什器や機材が続々と搬入され始めました。
先日の日曜は、コーサク室のヒーロー的機材「レーザーカッター」をついに開封! ワクワクしますねぇ。
シモキタFABコーサク室をつくるきっかけが2019年に開催されたVIVITA ROBOCONへのチャレンジだったこと、以前の記事でご紹介しました。この時のロボット製作で、私たちは初めてレーザーカッターを使いました。そして、自分で設計し描くものをいろんな素材で切り出し刻印できる魔法のような機器に魅了され、自分たちで買うことが目標になりました。正直に言うと、レーザーカッターを購入するために法人を設立したようなものです。当初は100万円くらいのものを検討し、清水の舞台からバンジージャンプレベルの決断をしてさあ買おうというときにコロナ禍になり、購入を断念しました。
それから2年。レーザーカッターは、驚くほどの進化をしていました。私たちが購入したのは、山梨県南アルプス市にあるSMART DIYs社の「Etcher Laser Pro」です。同社は「誰もがより自由に『アイディアをカタチに』するための、”道具”や”環境”を提供する」というミッションを掲げ、個人でも手が届く5万円台のレーザー加工機を開発し、2016年にはクラウドファンディング で6000万円以上の支援を集めています。レーザーカッター や3Dプリンターなどのデジタル工作機器は、工場やプロフェッショナルのためだけでなく、ものづくり好きの個人が使える身近なものになってきたのでしょう。
いろいろ調べて、いろんな人にアドバイスをもらって、SMART DIYsさんのオンラインデモを受けて、この機種を購入することに決めました。
内部はこんな感じです↓
↓おお、集塵フィルターはこうなっているのかっ!
↓コーサクダニのキャラ「タニ・コーサク氏」を刻んでみた
開封の儀には、VIVITAのエンジニア・かっしーさんや、プロダクトデザイナーの方も駆けつけてくれました。アクリル板を使った切り出しもやってみましたが、切り出す時の臭いがMDFよりもかなり強いことをリアルに実感・・・。
↓そして、レーザーカッターの大きな空き箱は、こうなる
レーザーカッター開封で盛り上がる横では、テーブル製作や棚組み立て、照明づくり、ペンキ塗りと、DIY作業も大詰めです。
そして、今のコーサク室(ワークスペースエリア)はこんな感じになりました。今なら静かで、めちゃくちゃ快適に、仕事がはかどります。
プレオープンまで、まだまだ準備は続きます。近日中には、「3Dプリンター開封の儀」を開催予定! そこで事前勉強のために、様々な標本の3Dモデルを製作されている路上博物館さんを訪問してきました。その様子は、また次回の記事にて。お楽しみに!
見学、雑談、WELCOME!
シモキタFABコーサク室を見学に、また、CO-SAKU谷のメンバーと雑談しにいらっしゃいませんか?
日々、メンバーの誰かが、仕事やミーティングをしたり、タイルをパテで修理したり、ペンキの上塗りをしたり、テーブルをサンダーがけしたり、スチールラックを組み立てたり、掃除をしたり、コーヒー飲んだり、ぼーっとしたり、noteを書いたり、しています。
誰もいない日や時間帯もありますので、見学申込みフォームから事前にご連絡いただけると嬉しいです。では、コーサク室でお会いしましょう!