コミュニケーション・ツールはその辺に
2月も下旬に入ってきました。河津桜がそろそろ咲き出すのかな〜。
まだまだ寒さも油断なりませんが
日中の陽射しの柔らかさで、春を感じるようになりました。
先日、用事で初めて行った先の近所にお寺があって【白梅】がとてもキレイでした。
日本には四季がありますので、その季節の移りゆく様子は日本ならではだと思います。
それを用いて話のとっかかりに使用することができます。
お天気や季節のネタは鉄板ですが
『その後、話が続かない…』
『そこからどう繋げたらいいの?』
など、よく聞きます。
何故、話が続かないで終わってしまうのか。
何故、話が広がらないのか。
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それは、目に見えたもの、耳に入ってきたこと
それだけを話しているから、話も広がらなければ、続かず終わってしまうのです。
出勤前に支度をしつつの情報番組(私も見ます)
通勤途中電車内、スマホで見るネットニュース(私もチェックします)
今は在宅勤務で通勤もなければ、外に出ないこともあるけど
気温やお天気マーク、お天気キャスターが「寒い」と言えば
『今日は寒いのか』
というように、自分の肌や心や頭で感じて話すことではないからです。
何故寒いのか。暑いのか。蒸し蒸しするのか。
気圧配置や気候、理由があります。
歩いてる時、下を見ている、スマホ見ている
歩いていても眠くて、あまり覚えてない…
それでは、季節の移ろいや空の色などわかるはずがありません。
吹き抜ける風が冬から春へ
春から夏、夏から秋…と、変わっていく
それを感じるだけで、話のネタが1つできます。
人の言葉ではなく、
自分の言葉で話すことができるのです。
自分で感じてもいないことを口に出すから、思っても感じてもいないから話が広がらないのです。
「口先だけ」の対応や会話って、お相手にすぐわかるものです。
もしご自身がそうされたら、
なんとなくでも、気付きますよね?
季節を感じ取る
それにはスマホばかり見つめるのではなく
視野を広げ、周りを見る
聞いた、見た、人の言葉ではなく
自分の言葉で話す。
初めは多少たどたどしくても
ココロ(気持ち)がこもった、自分の言葉で発せられた会話は生きてきます。
景色だけでなく、いろいろなことに興味を持つようにすることで、話を広げることができるようになります 。
自分のネタ帳を増やす。
それがコミュニケーションに繋がる一歩となります。
まずは、
会社まで、自宅までの道のりを観察してみましょう。
そこには、きっと『何か』あるはずです。