入会地(Common Land)
日本の近世期における農用林野利用の一形態。自立した本百姓の生産・生活を維持・補強するために、村落を構成する本百姓の全てが総有し、村落規制のもとにある入会地に対して共同の利用権を持つ。薪炭・用材・肥料用の落葉を採取した山林である「入会山」と、まぐさや屋根を葺くカヤなどを採取した原野・川原である「草刈場」の2種類に大別される。
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日本の近世期における農用林野利用の一形態。自立した本百姓の生産・生活を維持・補強するために、村落を構成する本百姓の全てが総有し、村落規制のもとにある入会地に対して共同の利用権を持つ。薪炭・用材・肥料用の落葉を採取した山林である「入会山」と、まぐさや屋根を葺くカヤなどを採取した原野・川原である「草刈場」の2種類に大別される。