ファブシティ(Fab City)

2014年にスペイン・バルセロナ市が宣言 (http://pitodido.org/)。街中のものづくり施設(3Dプリンターやレーザーカッターなどデジタルファブリケーション設備も備える)が連携して、街全体をファブ化することで、地域全体の創造性を高めていくという取り組み。できるだけ地元で自分たちで必要なものを作って、愛着を持って長く使っていくことで(DIWO, Do It With Others)、地域全体で顔が見えるよいコミュニティが出来上がることを目指す。このプロセスで生まれていくデータやアイデア、ノウハウが産業として重要となる。国際的にこれらをシェアしてコラボレーションを促進し、高めあっていくDIDO (DigiFab In, Data Out)へと移行していく。
これまでの自分たちの地域で設計したものを設計図に書いて、外国に送り、工場で作られたものを再輸入して、国内に販売し、購入して1年ぐらいで動かなくなったら大量に破棄をするサイクル(PITO (Product In, Trash Out))のモデルと対比される。

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