海洋経済(Blue Economy)
海を守りながら利用することで、経済や社会全体をサステナブルに発展させていくという考え方。2010年にゼロエミッション構想を考案した起業家、ガンター・パウリ氏が著書『The Blue Economy』を発表したことが起源。海洋資源の持続可能な開発を行うと同時に、1億人規模の雇用を生み出すイノベーションとして注目を集める。2012年のリオ・地球サミットで初めて「ブルーエコノミー」が重要課題として取り上げられた。
海に関わる全ての経済活動を意味し、漁業や養殖業などの第1次産業、造船などの第2次産業、マリンスポーツや海洋観光、海運業などの第3次産業、そして海洋再生可能エネルギー(波力発電、洋上風力発電など)などの新しい産業も含まれる。
海は、食料や資源の供給、そして限りある化石燃料に頼らないエネルギーの供給など、持続可能で循環型の社会を実現する上で重要な要素である。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートお願いします。日本各地のリサーチ、世界への発信活動に活用して参ります。