お茶はじめました_水無月(6月)大徳寺玉林院の茶会に潜入
夏の様に暑かった6月のある日
母の所縁で、かねてから予定していた大徳寺玉林院でのお茶会に参加してきました。(母親の先生の姉妹弟子の方の茶会、毎年6月に行ってるそう)
お母には「カジュアルな会よー」と言われてたけど、茶会初心者にとってはドキドキで
何を着るか、金髪をいかに地味に見せるか、とか
何ヶ月も前から色々と考えていました。
(あくまで茶会慣れしてる人にはカジュアルな会)
そしてまわりの人からは京都の大徳寺の茶会?!総本山じゃない、大丈夫?とか、怖そう…と、心配されたりしており…。
それをお母に言うと「ほな来んで良い」と突き放される始末。(なぜに塩、、ひきとめてよ!
そして一緒に行くはずだった友人が直前にトラブルで不参加となってしまい、一人で参加することに・・(おひとりさまには慣れっこな私だが、ちょとさみしい😅)
京都の中心地からバスに揺られて30分ほど、紫野へ向かいます。
無事大徳寺に到着し門前に来ると、なんだか東京の知人に似ている女性が向こうから歩いて来る。「似てるなー、でもまさか…ここは京都だし」と思いつつも目が離せず。近づいて目があうと、その女性もこっちを見てフリーズした。
なんと東京の茶道教室でご一緒している姉妹弟子の女性だったのだ。
お互いにわかった瞬間、崩れ落ちるほどびっくりした。
わーっと鳥肌が立つほど驚きつつも、
こんなタイミングで、数少ない茶の知人に会えるなんて、こんな偶然は無いと思い、ダメ元で聞いてみる。
『実はこの後ここで茶会があるのですが、もしお時間あればご一緒しませんか??ひとり欠員があって…』
姉妹弟子の女子、美月さんは突然のことに驚きつつも快諾してくれた。
!!(なんと)
※因みに茶の兄弟姉妹弟子なら誰にでも聞ける訳では無く、美月さんなら断られても変な感じにはならないと思った。
経緯を説明しつつ、広い寺内を迷いまよい玉林院へ到着。暑いのになんだか用意されたかの様なテンポの良い展開に鳥肌が止まらない。
着物を着た母上とも無事合流。辿り着けてホッとする。
今日は早朝から水屋や受付やと色々と動いているそう。
そして待合へ。
茶会に参加する緊張と、
偶然の展開にまだ落ち着かない。
いよいよ美月さんと茶室へ向かいます。
つづく
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