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【総合商社との違いは?】食品商社のお仕事アレコレ
こんにちは!
Note担当の井上です。
今回は業界分析(食品商社業界編)です!
先日、お米の卸売を中心に、様々な商品の販売、外食事業も手掛ける株式会社神明の藤井様にインタビューをさせていただきました!
今回は、その記事に先駆けた内容になっています!
目指す方の多い食品業界は、メーカーだけでなく食品専門の商社という選択肢もあります!
視野を広げ、知っている業界を増やすためにも是非最後まで読んでみてくださいね!
この記事を読んでわかること
・食品商社とは何か
・食品商社の現状と動向について
・食品商社の売上高ランキングTOP10
・食品商社に向いている人の特徴
食品商社とは?
商社は就活生にとても人気な就職先の一つです。
商社とは、貿易や国内企業から商品を調達し、販売する仕事
メーカーとの違い→「自社で物を作っているかどうか」
商社は製造以外の部分を肩代わりしてメーカーを支え、国内外に張り巡らされたネットワークを活用して、原材料の調達や営業のサポートを行うなどビジネスコーディネーターとしての役割も担っている
その商社も、総合商社と専門商社の2つに大きく分類されます。
今回分析する食品商社は専門商社の1つです。
エネルギー、鉄鋼、機械、食品、化学品など様々な商品を取り扱う総合商社とは異なり、
専門商社はある特定の分野に絞ってビジネスを展開しています。
つまり、食品商社は食品が主力の商材であるということです!
食品商社は、
原材料調達から消費者への販売までの食のサプライチェーンの中で、売り手と買い手の仲介役を担います。
世界中から原材料を買い付け、メーカーに販売する、
あるいは
国内外のメーカーから商品を仕入れ、小売業に卸す
というのが食品商社の役割です。
参照;就活の未来 https://shukatsu-mirai.com/archives/66257#i-3
食品商社の現状と動向
卸売業は全体的に落ち込みつつあるようです。
この流れに逆らうため、大手企業はこぞって経営統合を進め、効率的な経営の実現を目指しているのです。
食品卸業界も同様の動向を見せており、大手は売上を徐々に伸ばし始めました。
一方で、大手に買収されずに取り残されてしまった中堅・中小企業はより一層厳しい状況に立たされているようです。
そのような現状を打破するためにも、食品商社の新しい動きとして、
食品商社による自社PB(プライベートブランド)商品の販売が挙げられます。
販売データ、消費者のニーズ、リアルな市場状況など色々な情報を得られる商社だからこその強みを活かした商品開発ができます!
「缶つま」という商品をご存知ですか?お酒を飲む方であれば知っているかもしれません…!
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%A4%E3%81%BE%E3%81%BF-%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%A0-%E8%A9%B0%E3%82%81%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B-%E5%9B%BD%E7%94%A3%E4%B9%BE%E7%87%A5%E9%87%8E%E8%8F%9C-%E9%95%B7%E6%9C%9F%E4%BF%9D%E5%AD%98/dp/B0978LVFMP/ref=sr_1_3_sspa?keywords=%E7%BC%B6%E3%81%A4%E3%81%BE&qid=1678772592&sr=8-3-spons&psc=1&spLa=ZW5jcnlwdGVkUXVhbGlmaWVyPUEyUlg0V00wM1hNSkRYJmVuY3J5cHRlZElkPUEwOTI0NDIwMzczSzVVMDBBQjdXVCZlbmNyeXB0ZWRBZElkPUEzVE9CSjlYUlFKTjhXJndpZGdldE5hbWU9c3BfYXRmJmFjdGlvbj1jbGlja1JlZGlyZWN0JmRvTm90TG9nQ2xpY2s9dHJ1ZQ==
缶つま
この商品は食品商社の老舗である国分グループ本社株式会社のPB商品の代表例です。
また、セブンイレブンで高級スイーツブランド「ピエール・エルメ」とのコラボ商品が販売されているのを見たことはありますか?
あれは大手の食品商社である伊藤忠食品が、ピエール・エルメとセブンイレブンとの協同で開発している商品です!
https://twitter.com/711SEJ/status/1498585589473431554?s=20
コンビニスイーツとしては少しお高めですが、ピエール・エルメのスイーツとしてはとっても良心的なお値段で、日々のご褒美スイーツにピッタリです!
このように、食品商社は商品を仕入れて卸すだけでなく、
PB商品の開発などにも手掛けており、その動きは今後加速していくと考えられます。
参照;ZYAO22【食品商社の特徴と仕事内容とは】https://zyao22.gifu-np.co.jp/gifu-work/local-job-hunting/708
食品商社の売上高ランキングTOP10
順位企業名売上高1三菱食品2兆5,776億円2日本アクセス2兆1,472億円3国分グループ本社1兆8,479億円4加藤産業1兆1,046億円5三井食品7,857億円6伊藤忠食品6,567億円7ヤマエ久野4,162億円8スターゼン3,942億円9西本WismettacHD1,684億円10トーホー1,552億円参照;就活の教科書【食品専門商社ランキング一覧】https://reashu.com/shokuhinsenmonshosha_ranking/#i-4
売上高で見ると、1位と10位でも大きく差があることがわかりますね…!
食品商社はどんな人に向いている?
食品商社は、商社の食品特化版なので、
商社の仕事に向いている、かつ食品への興味関心や知識が豊富な人が向いていると考えられます。
商社の仕事に向いている人の特徴は、色々な説があり以下はあくまでの一例ですが、参考にしてみてください!
商社の仕事に向いている人の特徴
①コミュニケーションスキルが高い人
商社は社内外でコミュニケーションを多く取る必要がある仕事です。
実際に製品を作るのではなくストックもしないので、メーカー等に問い合わせたり国内外の製造工場などへ出向き直接買い付けをすることもあります。
商社は製品を売りたい会社と買いたい会社とを繋ぐ架け橋のため、常に様々な人と綿密にコミュニケーションをとっていかなければ仕事が成り立ちません。
そのため、コミュニケーションスキルは商社で働く上で必要だと考えられます!
②フットワークが軽い人
商社の仕事はフットワークがとても大切です。
躊躇して判断を迷っていると他者に取られたり、決定した頃には流行が終わっていたりしてしまうこともあり、スピード感が重要です。
仕事においてのフットワークの軽さとは、行動を起こすスピード感にあると思います。
闇雲に行動を起こせば良いというわけではなく、適切な分析や理論に基づいて素早い判断を行い、すぐに行動に移す能力が高い人は商社の働きにおいても活躍できるでしょう。
③好奇心旺盛な人
商社の仕事では、自分の手がける分野についてだけでなく幅広いビジネスについて常に高くアンテナを張り巡らせておくことが求められます。
専門商社おいて、ある程度分野が限られている状況においても、次々と出る新商品や市場の動向、消費者のニーズなど考えるべきことはたくさんあります。
新しいビジネスチャンスを生むきっかけがどこにあるのか考え、好奇心旺盛に物事に向き合い、知識に幅を持っている人は商社でも重宝される存在になるでしょう。
④チャレンジ精神のある人
商社には、過去の成功体験に固執せず、時代に合わせてそのビジネスモデルを柔軟に変化させていくことで、事業を拡大させてきた歴史があります。
このため、商社で評価されるのは、失敗を恐れず、新しいことに積極的に挑み続ける、チャレンジ精神に溢れた人材です。
商社を目指す学生の方は、学生のうちに何か自分にとって挑戦だと言えることにチャレンジする経験を持っておいたら良いかもしれませんね!
商社に向いている人の特徴まとめ
①コミュニケーションスキルが高い人
②フットワークが軽い人
③好奇心旺盛な人
③チャレンジ精神がある人
参照;ジョブール【商社の仕事はどんな人に向いているの?】https://joboole.jp/archives/shousha-shigoto#item-126554
参照;キャリアガーデン【商社マンに向いている人とは?】https://careergarden.jp/shoushaman/tekisei/#toc-heading-3
いかがでしたか?
食品業界や商社業界は就活生にもとても人気の業界で、特にメーカーや総合商社には人気が集中しやすいです。
ですが専門商社や食品専門商社というのは、企業名を私たち消費者が直接耳にする機会は少なく、意外と知らない企業も多かったのではないでしょうか?
私自身も食品メーカーだけでなく専門商社の分野に知見が広げられて勉強になりました!
今回紹介した食品専門商社の中でも、それぞれ強みとして扱っているラインがあったり、特徴があったりと企業によってさまざまです。
次回詳しく紹介する、インタビュー先の株式会社神明様は、特に日本に古くから根付く食文化であるお米を主軸に扱っている会社です。
次回の企業紹介、そしてインタビュー記事でより詳しい内容をお伝えするので、楽しみにしていてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは次回もお楽しみに!